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ばんえい競馬 馬が「発熱」で相次いでレース出走取りやめ 専門家「人にうつることはありません」帯広市

HTB北海道ニュース / 2025年1月14日 18時17分

(c)HTB

帯広競馬場のばんえい競馬で、馬が相次いでレースへの出走を取りやめる事態となっています。その原因は、発熱です。

13日、帯広競馬場で行われたばんえい競馬の第11レース。

実況)

「スタートしました。3頭が出走取消、1頭が競争除外、6頭」

10頭いるはずの馬が6頭しかいません。発熱のため、4頭が出走取りやめとなったのです。

高橋海斗記者)

「まもなく第4レースが始まります。きょうは8レーンの『ホクセイパワー』が出走取消になっています」

12日は16頭、13日は19頭、14日は5頭が発熱で出走できない事態となりました。発熱の馬は年明けは数頭でしたが、9日ごろから急に増え始めたといいます。

来場者)

「びっくりですね。動物がそういう風になるとは思っていなかったので、そこまで広がるものなんだなと」

「乗り越えてもらってまた元気な馬が見たい」

帯広市 ばんえい振興課)

「これだけの出走取消は、馬コロナウイルス以来ではないか」

ばんえい競馬では、2004年、2009年、2012年に馬コロナウイルスが流行。発症した馬の数はそれぞれ2、3割にのぼりました。今回も馬コロナウイルスなのでしょうか。専門家は。

帯広畜産大学・南保泰雄教授)

「動物のコロナウイルス感染症は消化器の疾患。下痢という大きな症状が出る。その辺を考えて除外する可能性はある」

ばんえい競馬は、コロナの可能性は低いとしていて、インフルエンザへの感染も確認されていないということです。では今回の発熱の原因は?

帯広畜産大学・南保泰雄教授)

「おそらく流行する感染力の高い呼吸器の疾患であることは想像するが、まずはどの馬も快方に向かってもらって、人にうつることはありませんので、ばんえい競馬がずっと続けられるようになれば」

ばんえい競馬は現在、発熱した馬に薬を投与し治療を行っているということです。優勝馬と騎手、調教師が記念撮影する「口取り」は、感染拡大防止のため、来月2日まで中止が決まっています。

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