積もった雪山も吹き飛ばされる… 北海道南部を中心に暴風雪 強風で建物被害も 道南の江差町から中継

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こちらでは今でも強い風が吹き続けています。

私はお昼頃から取材をしていますが、この風が弱まることはありません。ずっと強い状態です。今ここにいるのは海から少し離れた場所になるんですが、海の方に行くとですね、風が強すぎて立っていられないほどです。

本当に台風が接近しているかのような、そんな天候となっています。私は江差町の市街地に来ています。この通りは路線バスが通りお店が立ち並ぶ場所になっているんですが、今日はこの暴風雪の影響でほとんど人の姿はありません。

雪山も風が強すぎて吹き飛ばされています。風が強くて一面に雪が張り付いて文字が読めなくなってしまっています。あの建物もドア一面に雪が張り付いていて、江差町ではいまこのような建物がたくさん見られました。

この強い風で家のことを心配される方が大勢いらっしゃいました。実際に江差町には7軒の建物の被害というのが報告されています。ある女性はこの強風で屋根が浮いている状態だという風に話していました。ただ、この強風では屋根に上って様子を見ることもできない、早く風が止んでほしいと話していました。

日本海に面する江差町は、冬は本当に風が強い日というのが多い地域にはなるんですけれども、ここまで強い風が長く、ずっと長く続くというのはなかなかないことだと地元の方も話していました。