【サンフレッチェ広島・加藤陸次樹】シャドーのポジションで躍動を魅せる 「タイトルを皆さんに届けたい」 背中を押す元日本代表の言葉とは…!?
広島テレビ ニュース / 2024年4月17日 10時56分
今シーズン、全試合でスタメン出場しているサンフレッチェ広島の加藤陸次樹選手。26歳の支えとなっているものに迫ります。
サンフレッチェ広島のフォワード加藤陸次樹選手。2023年の夏に移籍加入しました。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「なんでも僕得意なので。ドリブルもしたいですし、パスも出したいですし、シュートも決めたいし。欲張りですけど、そういった選手になりたいなという気持ちでやっていました。」
サンフレッチェ広島ユース出身の加藤は、年齢では荒木隼人の1学年下、大迫敬介、満田誠、川村拓夢の2学年上になります。トップチームへの加入は、平坦な道のりではありませんでした。高校と大学の卒業時オファーは届かず…それでも「広島を見返してやる」という気持ちのこもったプレーでJ2金沢、J1セレッソ大阪で台頭し、ようやくその思いが実りました。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「夢がかなったな。いろんな遠回りしましたけど。」
恋焦がれた広島に戻った加藤。任されたのはシャドーのポジション。シャドーとは、センターフォワードの下に位置する攻めの司令塔です。サンフレッチェ広島では、かつて森﨑浩司がたぐいまれな決定力を見せれば、高萩洋次郎は天才と称されたパスセンスでチャンスを演出しました。花形ポジション、それがシャドーです。そんなキーポジションに、加藤はいきなり対応。ドリブル、パス、ゴールと全てに秀でた自在な動きを持ち味としています。ユース時代の経験が呼び起こされたといいます。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「広島ユース時代に、同じフォーメーションでやっていましたので、1番好きなポジションだったので、久しぶりにして楽しさというか自由に動ける気持ちがあったので。得点、アシストもできるところで、チームを勝たせられるところが自分にできる違うところ。」
2023年の夏の加入から5得点。年をまたぎ、ここまで広島での21試合すべてに先発しています。しかし、今シーズンはゴールが生まれていません。前節の湘南戦は、フリーでボールを受けながら、シュートをミスしてしまい、頭を抱えました。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「いつもだったら考えずにシュートを打つんですけど考えすぎて、上に浮いた。あれは悔いが残る。」
水曜日、居残りでシュート練習を重ねる姿がありました。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「シュート外して、その次の週の練習を弱気になって。シュート打たないと、どんどん悪い方向に行く。練習あるのみ。」
決して下を向くことのない気持ちの強さには、元日本代表の教えがあります。セレッソでともにプレーした大久保嘉人さん、J1最多得点記録を持つレジェンドの言葉です。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「大久保嘉人さんからずっとそういう言葉を聞いていたので。『強い気持ちを常にもっておけ。常に毎試合自分が王様でいろ』と。誰よりもピッチ上は自分が一番うまいと思ってやれと言われてたので、それは心にしみたなというか。」
加藤の背中を押しつづけるストライカーの哲学。原点に戻り、貪欲にゴールを狙い、次なる戦いに向かいます。
■サンフレッチェ広島 加藤陸次樹選手
「やっぱり2桁得点は取りたいです。タイトルを1番、皆さんに届けたいので、そこは新スタジアムで今年タイトルとって。期待してもらって大丈夫です。1点取れば、気持ちも楽になるんで。」
【進め!スポーツ元気丸 2024年4月14日放送】
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