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アニメ『チ。 ―地球の運動について―』、サカナクション、ヨルシカによるOP&ED楽曲一部初披露! 10.5スタートへ

クランクイン! / 2024年9月5日 12時0分

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』ビジュアル

 テレビアニメ『チ。―地球の運動について―』が、NHK総合にて10月5日より毎週土曜23時45分に放送されることが決定。あわせて本PV解禁が解禁され、PV内でOP曲・主題歌サカナクション「怪獣」とED曲ヨルシカ「アポリア」の一部が初披露された。

 本作は、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか数々の賞を席巻した、魚豊(うおと)による同名漫画のアニメ化。地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語だ。神童ラファウを坂本真綾、異端審査官ノヴァクを津田健次郎、謎の学者フベルトを速水奨が演じる。

 舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウ。周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは―。

 今回解禁された本PV映像は、地動説の可能性とその美しさに魅入られた神童ラファウが、「今から地球を動かす」と、その証明に命懸けで挑む様子が壮大に描かれる。この世の秩序を守るためなら何でもする異端審査官ノヴァクの存在を強く感じながらも、己の信念を曲げずに「地」「知」「血」の先にある真理を追い求めるラファウ。その崇高さを、サカナクション「怪獣」とヨルシカ「アポリア」がより一層際立たせる。フベルトのセリフにある“常識は覆り、美しさと理屈がおち合う”その瞬間を信じて疑わない者たちが紡ぐ、心揺さぶる物語の一端を垣間みられる映像だ。

 あわせて、追加キャストとスタッフが発表された。代闘士・オクジー役に小西克幸、修道士・バデーニ役に中村悠一、天文研究助手・ヨレンタ役に仁見紗綾。それぞれからコメントが到着した。また、清水健一が監督、入江信吾がシリーズ構成、筱雅律がキャラクターデザイン、牛尾憲輔が音楽、小泉紀介が音響監督を務める。

 アニメ『チ。―地球の運動について―』は、NHK総合にて10月5日より毎週土曜午後23時45分放送(初回は1話、2話連続放送)。各話放送終了後にNetflixで世界配信、ABEMAで無料配信。

 小西克幸、中村悠一、仁見紗綾のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■小西克幸

――原作・台本を読んだ時の感想。

 地動説というものを命をかけて研究する姿に感銘を受けたのを覚えています。覚悟、情熱に魂が震えました。言葉でうまく伝えられませんが、自分の中にこんなに情熱を注げるものがあるかなって考えましたね。あと想いのバトンってすごいですね。

――演じられたオクジーについて。

 けっこうネガティブよりな性格なのかなと思っています。その彼が色んな人、地動説と触れ合ったときにどのような化学反応が起こるのか成長するのかしないのか。僕はオクジーという人間が好きです。

――ファンに向けて一言。

 僕の大好きな『チ。』がアニメになります! そしてオクジー役で出演させて頂きます!! やったー! ぜひ皆さんその目でその耳で『チ。』の世界を堪能して下さい。そして、次にバトンを受け渡して下さいね。

■中村悠一

――原作・台本を読んだ時の感想。

 今は当然のようにある知識を持たざる者たちが、当時どう気付き考え、その行動に後悔を持たずに生きられたのか…。想像しか出来なかったような昔の出来事が、鮮明に見られているような感覚に陥りました。

――演じられたバデーニについて。

 自信家のように見えるのですが、演じていくうちにそれだけではない人物なのかな?と感じてくるようになりました。自信があるから行動してるのではなく、やはりここまでに登場したどの人物とも同じで、何かの運命を自身に感じたのかも…。真相は私には分かりませんが、少しづつ絶妙に変化していくバデーニを演じるのは面白かったです。

――ファンに向けて一言。

 壮大な話です。ですが、人が知的好奇心のまま行動をする力というのは本当に凄まじいと思わされる作品です。とにかく、見て下さい!

■仁見紗綾

――原作・台本を読んだ時の感想。

 キャラクターたちが対峙する「感動」や「熱」があまりに大きく、じっくりと時間をかけて読み進めました。 一人一人の感情が生々しく伝わってきて、どんどん積み重ねられていき、息苦しいほどの胸の重みと共に作品の魅力に引き込まれました。

――演じられたヨレンタについて。

 私が当たり前だと思っていたことが彼女にとってどれだけ特別なことなのか、様々なことを想像しました。想像すればするほど彼女が感じている痛みや喜びがより強烈になり、毎回のアフレコは挑むような気持ちで臨ませていただきました。

――ファンに向けて一言。

 ヨレンタを演じさせていただきます。仁見紗綾です。多くの方に愛されている作品の一部になれることがいまだに信じられません。命がけで生きる彼女の感動が、皆様の心に繋がりますように。どうぞよろしくお願いいたします。

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