『おむすび』菅生新樹、“結”橋本環奈の幼なじみを好演 「陽太というキャラクターを愛してほしい」

連続テレビ小説『おむすび』に出演する菅生新樹

　連続テレビ小説『おむすび』（NHK総合／毎週月～土曜8時ほか）でヒロイン・結（橋本環奈）の幼なじみ・古賀陽太を演じる菅生新樹のインタビューが到着。「自分の演じる『古賀陽太』というキャラクターを本当に愛してほしいなと思います」と意気込みを語った。

　朝ドラ初出演の菅生が演じるのは、結の幼なじみで高校のクラスメイトの野球部員。父は糸島の漁師だが家業を継ぐ気はない。ある約束により、結のことを何かと気にかけている人物だ。

　朝ドラの出演が決まったときは「本当に『言葉にならないって、こういうことなんだ』と、初めて体験した感じでした。嬉しい気持ちよりも、『本当？』という気持ちが強かったです。撮影に入るまでは、ずっと『本当？』と思っていました」と明かす菅生。「NHKの朝ドラと大河ドラマは出たい作品の一つでした。いま自分も朝ドラの世界に入っているのだと思うと、すごく嬉しいです」と喜びの声を。「出演するからには、自分の演じる『古賀陽太』というキャラクターを本当に愛してほしいなと思いますし、ドラマ自体も、朝ドラを観てくださった方の記憶に残ってほしいなというのが、今の意気込みです」と意欲を口にした。

　演じる古賀陽太については「『こういう幼なじみがいたらいいな』と思ったのが、僕の中での陽太のキャラクター像です」と語り、「陽太は、いい意味でも悪い意味でも空気を読めなかったりしますが、ちゃんと大事なときは近くにいてくれるし、声をかけてくれます。結からすれば家族の一員になっていると思うんです。その身近さみたいなものを、僕の中では一番意識して演じています」とコメント。

　さらに「陽太は結に恋心を抱いているので、結の周りにあらたな人物が出てきては揺さぶられるなどのシーンがたくさんあるんです。まっすぐに好きだという感情がわかりやすく出ているキャラクターだと思うので、陽太が可愛いなと思ってもらえるポイントだと思います」と続けた。

　糸島での撮影については「僕は糸島の人たちとできるだけ話していました。最初は、少しでも役の参考になればと思っていたんです。でもいつの間にか、そこがすごく居心地がよくなっていました。僕は、関西出身なんですが、関西の人よりも距離が近いというか、親しみやすい人たちばかりでした」と語り、「糸島の自然の中で育ち、明るい性格の陽太は、本当にこういう風にすごしているのだろうなと感じることができました。途中からは、もう役づくりも関係なく、自分が陽太になって楽しんでいましたね」と充実している様子。また「プライベートでは、松本怜生とトゥクトゥクに乗りました」とエピソードも明かした。