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前島亜美と音楽 デビューアルバム「Determination」に込めた想い

クランクイン! / 2024年10月26日 12時0分

――今後の音楽活動における目標はありますか?

前島:何よりも「歌がうまくなりたい」という気持ちが強いですね。これまでも長い期間、いろんな先生方に歌を教わってきたのですが、ある時期には「これ以上は成長できないのかな?」と、自分の限界を感じたこともあったんです。

ですが、アーティストデビューが決まってからは、毎週レッスンを受けながら自分でも音楽を勉強しつつ、家でもずっと歌い続けていたんです。そうしてもう9ヵ月ほど経ったんですけど、少しずつ上達を実感できるようになってきて。本当に小さな一歩なのですが、自分の体の中で響く音が確実に変わってきているのを感じますし、それがレコーディングでマイクを通してディレクターさんにも伝わっていると言われたとき、「まだ先があるんだ」と未来が見えた気がしてすごく嬉しかったです。

だから、もっともっと頑張りたいし、アーティストとしてさらに成長するために、今後も歌を磨いていきたいと思っています。

――素敵ですね。最近私も考えているのですが、「歌がうまい」とか「歌が上達する」って具体的にはどういうことなのかなと。

前島:そうですね。そもそも「うまい」って何を指すのか、という部分もあると思うんですけど、たとえば、今私が指導を受けている先生は、人体の構造に基づいてすごく論理的に教えてくださるので、とてもわかりやすいんです。ただ気合いや気持ちだけではなくて、「声帯がこうなっているから、こうなるんです」と説明していただけると、自分でも予想していなかったコツを掴む瞬間があったりして。

――プロならではの視点ですね。

前島:そうなんです。来年のライブまでにどれだけ成長できるかが、今の頑張りどころだなと思っています。


■きっと何歳になっても私のあだ名は「あみた」

――前島さんの音楽活動の中で“ライブ”はやはり特別なものなのですか?

前島:特別ですね。今回のアルバムもライブを意識して作っていますし、お客さんが入って初めて完成するライブでありたいという想いがあるので、「あの子はライブが楽しい」「ライブに強いアーティストだな」と少しずつ感じてもらえたら嬉しいです。

――とくに今回のアルバムに収録されている「職業:あみた」は、コールアンドレスポンスで盛り上がりそうな楽曲だなと思いました。

前島:そうですね。この曲は前山田健一さんに提供していただいたのですが、これまでの私自身を肯定しながら、これからの私を示しているような、そんな楽曲なんです。

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