1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

『トップガン』“パイロットたち”の38年後 トム・クルーズの恋人演じた女優の壮絶人生とは

クランクイン! / 2024年11月8日 7時0分

 その陰で、過去に受けた性暴力が彼女の心を蝕み、アルコールやドラッグ問題を抱えるなど、辛い状況にあったようだ。レイプ裁判を描いた次の出演作『告発の行方』(1988)では、当初、ジョディ・フォスターが演じた被害者の役をオファーされたが、これを断り、代わりに検察官を演じている。その後、2度目の離婚を機に断酒を決意し、ハリウッドを離れて娘たちの子育てに専念。徐々に仕事に復帰するとともに、カウンセラーとして依存症のリハビリ施設で支援を行っていた。

 2008年には、センセーショナルを巻き起こしたドラマ『Lの世界』に出演。2010年にレズビアンであることをカミングアウトした。しかし、やっと立ち直りかけた彼女に不幸がまた起き、2016年にノースカロライナ州の自宅で襲われてしまう。この事件は、彼女に辛い過去を再び思い出させてしまったようだ。当時、フェイスブックでPTSDに苦しむ心情を赤裸々につづっていた。仕事の上では、その後も演技の仕事を続けており、残念ながら『マーヴェリック』にカムバックしなかったものの、近年では、Netflixシリーズ『ダーティ・ジョン -秘密と嘘-』などで姿を見ることができる。

“アイスマン”演じた俳優は声を失っていた

■ニック・“グース”・ブラッドショウ/アンソニー・エドワーズ

 マーヴェリックの気の良い相棒グースを演じたのは、大ヒットした医療ドラマ『ER緊急救命室』のマーク・グリーン役でもおなじみのアンソニー・エドワーズ。『ER』には、シーズン8まで出演(シーズン15にもカメオ出演)し、エミー賞主演男優賞に4度ノミネート、また製作総指揮を務めた『テンプル・グランディン~自閉症とともに』で同映画部門作品賞を獲得した。最近では、Apple TV+のドラマ『WeCrashed~スタートアップ狂騒曲~』や、Netflixの『令嬢アンナの真実』、『サバイバー:宿命の大統領』に出演。

 プライベートでは、2021年に女優のメア・ウィニンガムと再婚した。メイクアップアーティストの元妻との間に子どもが4人おり、長男のベイリーは俳優としてNetflix映画『ブライト』などに出演しているのでファンは要チェック。ちなみに、彼は『マーヴェリック』には未出演だが、グースの妻をキュートに演じ、後にロマコメで引っ張りだこになったメグ・ライアンも同じくカムバックならず。しばらく一線から退いていた彼女だが、昨年主演&監督として『What Happens Later』でロマコメに戻って来たのでこれからの活躍が期待できそう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください