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『監察医 朝顔』、来年新春SPドラマとして帰ってくる! 上野樹里&時任三郎演じる父娘に別れの時が

クランクイン! / 2024年11月12日 9時40分

 また、上野のキャリアにおいてスペシャルドラマ含めこれまでに全33話を放送し1人の役を長い時間をかけて演じた点でも際立つ。同様に長い間同じ役を演じたドラマとしては、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(NHK総合ほか)があげられる。上野は、主人公・江役で全46話の大作を務めた。同作に時任も浅井長政役で出演しており、江(上野)と長政(時任)は父娘の間柄で、本作と同じ関係にあった。しかし、長政は、江が生まれたころに織田信長との戦に敗れ自害したため、2人の共演シーンはなく、本作が実質2人の初共演作品となっている。時任は、父娘の心の機微まで文字通り全身で演じ、テレビドラマ史に残る最高の父娘を生み出した。そして、今回の放送で2人に別れの時が訪れる。

 夫・桑原役の風間とは、上野は本作シーズン1で初共演。風間は恋人の時も夫になってからも陰になり日向になり、朝顔のことを守り続けた桑原の優しさと温かさを完璧に演じ、「理想の夫婦」と評されるまで絆を深めた。義父であり、かつての上司である平との深い絆もまた、視聴者の胸を打ってきたが、今作ではそんな平から桑原が“あるメッセージ”を託されるという重要な局面を迎えることになる。関係性も初共演同士が集う中で始まった『監察医 朝顔』だが、前述の通り多くのめざましい功績をあげ今に至っている。

 上野は、代表作『のだめカンタービレ』(2023年)で舞台に初挑戦。13年ぶりに主人公・のだめを演じた。また、『隣人X‐疑惑の彼女‐』で7年ぶりの映画主演を果たすなど活躍の場を広げている。風間は2023年に『大奥』(NHK総合ほか)『勝利の法廷式』(読売テレビ)『初恋、ざらり』(テレビ東京系)『たとえあなたを忘れても』(朝日放送)と全クールで連続ドラマに出演するという偉業を達成。まもなく始まる舞台『モンスター』では主演を務め、着実にキャリアを重ねている。そんな2人が夫婦役で帰ってくるが、これまで以上にその圧巻の演技力に目が離せないこと間違いなしだ。

 ドラマ『監察医 朝顔2025新春スペシャル』は、フジテレビ系にて2025年1月3日21時放送。

※上野樹里、風間俊介、プロデュース・金城綾香のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■上野樹里

──約2年ぶりに朝顔を演じられ、現場の雰囲気はいかがでしたか?

 2年ぶりにオリジナルのメンバーが全員集結して会うことができて、朝顔の現場で流れている全体の雰囲気が調和していて、やっぱり合うなと思いました。ちょっと面白いことをやってスベって監督がつっこんだり、緊張している人を解したりとちょっとした調整が入りつつも、基本的にはみんなのリレーションがすごく穏やかで心地が良い現場でした。スペシャルで一度きりの再会ということもあって、撮影が終わった後はみんな名残惜しい感じではありましたが、また解散。でもきっとまた会える気がする。そういった空間で撮影することができて良かったです。今回、万木家の寝室でつぐみと里美が眠るシーンがあったのですが、2人とも撮影で全力を出し切って本当に眠ってしまって、全カット撮り切るまで同じ寝相のままずーっとすやすや寝ててくれました(笑)。

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