赤楚衛二&上白石萌歌は「戦友のような存在」 20年を演じ切る映画『366日』で活きた信頼関係
クランクイン! / 2025年1月3日 7時0分
赤楚:僕は演じ分けるために、演技の重心を変えていこうと思って、その高さを意識して演じていました。
――演じた役とご自身で重なる部分、異なる部分は?
赤楚:僕はどちらかというと外交的で、思ったことをすぐ口に出すし、我慢することが割と苦手なタイプなので、(演じた)湊とは割と逆なのかなって思います。でも、相手が大切だからこそ気持ちを伝えられない湊の気持ちは共感できるので、そういうところをふくらませて湊の人間像を作っていきました。
上白石:撮影が始まったばかりの時に、監督がおっしゃった「美海は太陽で湊が月であってほしい」という言葉がすごく印象的だったんです。月は太陽がないと成立しないし、太陽もまた月がいないと存在できないっていう意味で、お互いがお互いを照らし合っている美海と湊のイメージがつきました。「美海は本当に“純”な太陽であってほしい」ということを、監督から現場で何度も言われたので、「人の明るさって何だろう」「沖縄の日光を浴びて育った女の子の純粋な明るさとは?」というところを探り探り考えながら演じていました。
■音楽が身近に感じられる本作 赤楚&上白石のそれぞれの音楽ライフとは?
――映画の原案となったHYの「366日」にはどんな印象を持たれていましたか?
赤楚:学生時代の恋愛の時に共に寄り添ってくれるような楽曲だなという印象を持っていたんです。でも撮影を通して、やっぱり“人を想う”というところにフォーカスすると、学生時代の時に恋愛ソングだと思っていた印象が、全然違うような聴こえ方がするようになったので、いろいろな解釈ができるような楽曲なんだなと思いました。
上白石:学生の時に「366日」を聴いた時は、まだ自分が知り得ない気持ちや体験したことのない気持ちを歌った曲だなって思っていたんです。この作品を演じるうえで改めて聴き直すと、あの頃わからなかった気持ちが少しわかるようになりました。本当にいろいろな方に愛されている名曲は歳を重ねるごとにその曲の解像度も上がっていくというか…。楽曲が時を超えて愛される秘密は、いろいろな楽曲の味わい方が年齢によってできるところなんだなと思いました。学生時代に聴いた時は、失恋の痛みみたいなものを描いた楽曲だと思っていたんですけど、改めて大人になってから聴くと、やっぱり人を想うことってすごく幸せだなとか、痛みの先にある愛情みたいなものが含まれている楽曲だな、あの頃に聴いた時よりも温かい曲だなということを、今回改めて感じました。
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