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なにわ男子・大橋和也、演技への不安を吹き飛ばしてくれた“天海祐希”の気配りに感謝

クランクイン! / 2024年12月13日 6時30分

 撮影中は生徒役の子どもたちとも積極的にコミュニケーションをとった。「教室に入って見渡すシーン。緊張しているシーンなんですけど、内心ではかわいいなぁと思って見てました」とにっこり。「本番が始まったら、みんな顔つきがコロッと変わるんですよ。それに感化されて、俺も気を引き締めてやらなあかんなっていうのもあったし、逆にカットがかかったら、みんな楽しそうにキャッキャしゃべっていて。『小学校で流行ってるの、なに?』って聞いたら、俺、『BeReal』知らんくて教えてもらいました(笑)。クランクアップの時には“小太郎先生へ”って色紙を書いてくれて、うれしすぎて泣きそうでしたね」と充実した先生体験を教えてくれた。

◆演技に対する不安も、天海祐希の存在で吹き飛ぶ


 久しぶりの映画出演に「演技をするっていうこと自体に不安はありました。セリフを覚えるのが苦手なので、つまったりせえへんかなとか思ったり…」と率直な気持ちを吐露。「ダンスや歌は自信がなくなることはないんですけど、いまだに演技する時やセリフを言う時は、自信があんまりないですね。正解がない分、何が正解なのか分からへんから…」とも明かす。

 だが、「天海さんといるだけで、不安は全部なくなるくらいでした。1聞いたら1じゃなくて10返してくださるんです。全部教えてくださるんですよ。ご自分の役だけじゃなくて僕の役のことも一緒に考えてくださって、めちゃくちゃ面倒見がよくて、すごい方やなと」と座長・天海祐希に助けられたと振り返る。「初日が全部グリーンバックでの撮影で、『俺、ここで演技できるかな』って不安もあったんですけど、始まったら皆さん迫力があって、ここに何があると想像できるくらいの演技をされていたので、すごいなって思って。皆さんに引っ張られて、演技も楽しかったなっていう気持ちになりました」。

 小太郎が思いを寄せる相田陽子を演じる伊原六花とのシーンも見どころだ。相田は、上白石が演じるたたりめ堂店主・よどみが作る駄菓子に翻弄される。「(伊原の演技に)圧倒されて! リハの時、口ぽかーんとしてましたもん」と明かす。伊原の印象を尋ねると、「女優さんではあるけれど、ダンスもすごいですし、歌も歌えるしってなって、何ができひんの?って感じでしたね。一緒のシーンも多かったんで、話しかけてきてくださったり。僕としゃべると関西弁が出るって言ってましたけど(笑)」と打ち解けた様子だ。

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