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永野芽郁×大泉洋がタッグ! 東村アキコの自伝コミック『かくかくしかじか』映画化決定

クランクイン! / 2024年12月17日 10時20分

映画『かくかくしかじか』ファーストルック

 漫画家・東村アキコの自伝漫画「かくかくしかじか」が、永野芽郁の主演、大泉洋の共演、脚本を東村自らが担当し映画化されることが発表された。あわせて本作のファーストルックと特報映像も解禁された。

 『ママはテンパリスト』『海月姫』『東京タラレバ娘』など数々の大ヒット作を生み出し、笑いと涙で人生を描きながら、日本中を励まし続ける伝説の漫画家・東村アキコ。その東村が泣きながら描いた自身の実話「かくかくしかじか」(集英社マーガレットコミックス刊)は、マンガ大賞2015を受賞するなど不朽の名作として愛され続けている。映像化の話が絶えなかった本作は、東村本人が、完璧な形での実現は不可能だろうと断り続けていたが、しかし、今回ついに東村アキコ自身が脚本を執筆し、豪華キャストが集結することで映画化が実現した。

 主演には、『はたらく細胞』が大ヒット公開中の人気・実力共にトップの若手俳優・永野芽郁。そして、共演には『ディア・ファミリー』の名演も記憶に新しい国民的俳優・大泉洋。実は本作の映画化を決断するきっかけとなったのは、永野芽郁と大泉洋の存在。東村アキコが永野芽郁なら良い作品になると確信を持ち、さらに恩師・日高先生役には「この人しかいない」と大泉洋を熱望。こうして“この二人でなければ成立しなかった”奇跡の映画化が実現した。

 漫画家を夢見るぐうたら高校生明子の、人生を変えた最恐の恩師・日高先生との9年間のかけがえのない日々。東村アキコの生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京3つの街を舞台に、今を生きるすべての人たちに贈る。監督は、ヤンキーOLの社内抗争を描いたコメディ映画『地獄の花園』の関和亮が務める。

 主演の永野は「今作は、東村先生と恩師との時間を描いた作品ですので、人の人生を演じることにいつもに増して責任を感じますし、私が演じることによって、先生の過ごしてきた時間が違うものになってしまうことは絶対にしたくなかったので、原作もそうですし、先生がお話ししてくださることも、佇まいも、毎日勝手に観察しながら過ごしていました」と撮影を振り返り、共演の大泉について「教室で竹刀を持っている姿が原作から出てきたのではないか、と驚くほどぴったりで感動したのを覚えています」とコメント。

 一方の大泉は、「現場に付きっきりで、当時の本当の様子を教えてくれる東村先生のおかげもあり、とにかく楽しい日々でございました」と東村に感謝し、「日高先生と、明子との、長きにわたる絆と、複雑な愛情を、永野芽郁ちゃんと共に、繊細に、でも底抜けにコミカルに演じられたと思っております」とメッセージを寄せた。

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