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窪塚洋介×亀梨和也×南沙良『外道の歌』制裁拷問シーンのリアルさにひきこまれる!<撮影現場レポート>

クランクイン! / 2024年12月19日 18時0分

 カモは岸本に対して鉄の棒を振り下ろし、さらにバスタブに液体窒素を投入していく…というゾッとするような処刑を行う場面だ。殴打される展開の中で岸本役の田中は、白目をむき、青筋を立てながら「こんなことが許されるわけがない」と声を振り絞る。ブルブルと震える様子を体現した田中に、モニターを見ていた監督やスタッフは「いいねぇ」と惚れ惚れ。窪塚は、どのように棒を振り下ろせば迫力が出せるのか。さらに自分や田中だけでなく、スタッフもスムーズに撮影を行うためにはなにが最善かを考え、「こうした方がやりやすい?」とアイデアを加えていく。白石監督もノリノリで応えてテンポよく撮影が進んでいくなど、みんなで一緒にものづくりをしているという空気が端々から伝わってくる。どんどん鮮やかに浮き上がってくる『外道の歌』の世界。そして一致団結している現場の熱気に、シビれるような思いがした。この日の撮影が終わると、カモの処刑に対して熱演を続けた田中に、「ぐっすり眠れるね。今日のMVPだよ」と声をかけた窪塚。田中も充実感にあふれた笑顔を見せていた。

◆想像以上にトラ!と驚き


 『貞子vs伽椰子』『不能犯』など数々のホラーやミステリーを手掛けてきた白石監督とあって、観る者を震え上がらせる描写は超得意分野。この日も、声のボリュームなど細やかな部分にまで演出をつけ、バスタブに押し込められたターゲットの足がどのような状態になっていると恐ろしく見えるかなど、これまで培ってきた経験を注ぎながら、生々しいシーンを生み出そうとしていた。

 「DMM TVオリジナルとしてドラマを作ろうという時に、男の子や男性から盛り上がりが生まれて、そこからさらに女性に広がっていくようなものをやってみたいと思った」という久保田哲史プロデューサーは、「そう思いながら原作やオリジナルなど、いろいろと探している中で出会ったのが、渡邊先生による原作です。白石監督が強い原作愛を持っていたことも含め、これを実写として撮れるのは白石監督しかいない」と全幅の信頼とともに任せたという。白石監督は「実写版としてこれから先も続けていきたいと思っていますし、幅広いお客さんに楽しんでいただくためにも、原作にある人情味やユーモラスな部分もしっかりとピックアップしていきたい」と吐露。攻めるところは攻めつつも「ハードコアだけの作品にならないよう、バランスを大事に臨んでいます」と意気込みを語る。

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