『岸辺露伴』映画最新作、5.23公開決定！ 邦画初“全編ヴェネツィアロケ”で人気エピソード完全映像化

映画『岸辺露伴は動かない　懺悔室』ティザービジュアル

　高橋一生主演ドラマ『岸辺露伴は動かない』（NHK総合）の映画版第2作『岸辺露伴は動かない　懺悔室』が、5月23日に公開されることが決定。超特報映像、2種類のティザービジュアルが解禁された。

　『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた同名タイトルのスピンオフ作品を実写ドラマ化。相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴（高橋）が、編集者の泉京香（飯豊まりえ）とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう物語だ。

　2020年12月に第1期（第1話〜第3話）、2021年12月に第2期（第4話〜第6話）、2022年12月に第3期（第7話～第8話）が放送され、初回放送でトレンド1位を記録して以降、放送の度に連日上位入りを果たすなど好評を博した。その人気と反響を受けて、実写ドラマのチームが再集結し制作した映画版第1作目となる『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、2023年5月26日に公開。観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円の大ヒットとなった。さらに、2024年5月にはドラマシリーズ最新作となる第4期・9話「密漁海岸」を放送。放送後には、関連ワードがXのトレンドを埋め尽くした。

　そしてこの度、漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇るエピソード「懺悔室（ざんげしつ）」を、映画版第2作『岸辺露伴は動かない　懺悔室』として製作。世界で唯一の海上都市で街全体が世界遺産に登録されているイタリア・ヴェネツィアで邦画初となるオールロケを敢行し、史上最高スケールで完全映画化した最新作を、5月23日に公開する。

　漫画家の岸辺露伴は、取材旅行で訪れていたイタリア、ヴェネツィアの教会内にある「懺悔室」を取材していた。懺悔室とは古来「あやまち」を犯した信者が神父にその「あやまち」を「告白」し、魂を浄化する場所。その昔の人の叡知（えいち）に興味を抱いた露伴は、実際に懺悔室に入ってみるが、そこは本来神父がいるべき場所だった。そして、ひとりの男が「告白」のために現れる。「体験はリアリティを作品に生む」という信念と好奇心に駆られた露伴は、そのまま神父になりすまし、男の「告白」に耳を傾ける。男は25年前の恐ろしい出来事を語り始めて―。

　5年にわたり、岸辺露伴役を演じてきた主演の高橋は、映画版最新作の製作・公開決定を受け、「僕が露伴としてここまで演じさせて頂いた幸運と、携わって下さった皆さんとの出会いの幸運。その重なりとも云えるものを、劇場に足を運んでくださる皆様にお届け出来ること。今から楽しみにしております」とコメント。