1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

黒木瞳&岡田准一が20歳差恋、松本潤は寺島しのぶとバスタブで桃を…映画『東京タワー』公開から20周年

クランクイン! / 2025年1月15日 6時30分

黒木瞳

 江國香織による小説を、黒木瞳と岡田准一のダブル主演、松本潤、寺島しのぶの共演で映画化したラブストーリー『東京タワー』が、2005年1月15日の初公開から20周年を迎えた。東京タワーを背景に、年上の女性と年下の男性の2組のカップルが織りなす都会の恋愛模様が描かれた本作は、2024年に永瀬廉と板谷由夏でドラマ化もされた。今回は、公開20年を記念して映画『東京タワー』を彩ったキャスト陣の現在までの活躍を振り返っていく。

年上の既婚女性と恋に落ちる青年を岡田准一が好演

■黒木瞳(浅野詩史役)

 夫がいる身でありながら、友人の息子である20歳年下の大学生・透(岡田准一)と惹(ひ)かれ合う浅野詩史を演じたのは女優の黒木瞳。詩史は売れっ子CMプランナーを夫に持つ41歳の人妻。青山でセレクトショップを経営しており、20歳年下の透と恋をしてもおかしくないほどの美ぼうだけでなく才能と教養をも備えている。黒木は、どことなくミステリアスで何を考えているかが読めないが、どこか寂しそうで少女のような一面もある詩史を見事に演じていた。

 元宝塚歌劇団月組トップ娘役の黒木は、宝塚歌劇団退団後、数多くの映像作品で活躍。1986年公開の映画『化身』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。岡田とは2000年放送のドラマ『オヤジぃ。』(TBS)で親子役で共演。本作では20歳差の恋人役を演じた。

 『東京タワー』公開後は、映画「20世紀少年」シリーズ(2008~09)、ドラマ『リアル・クローズ』(関西テレビ系/2008、09)、『GTO』(フジテレビ系/2012、14)、『過保護のカホコ』(日本テレビ系/2017)、『TWO WEEKS』(関西テレビ・フジテレビ系/2019)など、コンスタントに数多くの作品に出演している。

 また、2016年には映画『嫌な女』で映画監督デビュー。CM出演、音楽番組の司会、吹き替えなどマルチに活躍しており、2025年公開の劇場アニメ『ベルサイユのばら』では、ナレーションを担当する。

■岡田准一(小島透役)

 岡田准一は、詩史に惹かれる純粋で一途な大学生・透を演じた。現在岡田はアクションで定評があり、鍛え上げられた肉体も話題だが、本作撮影当時の岡田は23歳。現在に比べると体の線が細く、どこかかわいらしさも残っている青年らしい顔つきだ。透は物静かで、同世代の若者よりも落ち着いており、どこか一線を画した印象。詩史と一緒にいる時の透は感情をあらわにすることや甘えることもある。岡田は、年上の女性で既婚者でもある詩史への強い思いや切ない感情をまっすぐに表現していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください