吉野北人、松井奏の豹変演技を絶賛 お互いを「スター」とほめ合う!? <映画『遺書、公開。』インタビュー>
クランクイン! / 2025年1月29日 6時0分
THE RAMPAGEの吉野北人が主演を務める映画『遺書、公開。』。センセーショナルなタイトルが目を引く本作は、クラスメイト一人一人につけられた序列に端を発し、人間の本性があぶり出されていくスリリングな1作。今回、主人公役の吉野と本作が初の映画撮影となったIMP.の松井奏にインタビュー。各々の見せ場となったシーンの裏話から、“序列”にかけて、芸能界でサバイブする上での数字との向き合い方やエゴサ問題まで、本音で語ってもらった。
■松井「スターでしょ!?」→吉野「奏はすぐスターいじりしてくる(笑)」
――吉野さんの演じた池永柊夜は序列19位、松井さんが演じた赤崎理人(*崎は「たつさき」)は序列2位のキャラクターでした。配役を聞いたとき、どのような印象でしたか?
吉野:池永はあまり前に出るようなタイプではなく、内気で、日頃から目立ったようなことはしていないんだろうなという印象でした。僕以外のクラスメイトは、奏も含め、とにかく感情を表に出すキャラクターばかりだったんです。なので、自分はなるべく感情は抑えて、英監督とも「観客の拠り所という立ち位置でいよう」と話していました。
――そんな吉野さんの演技を、松井さんはどうご覧になっていましたか?
松井:僕はもともと“吉野北人”を知っていましたし、言うたらスターじゃないですか!
吉野:おい(笑)。
松井:スターでしょ!? だけど池永になった瞬間、すっと内気なキャラクターに変わっているんです。「ええっ、こんなにスター(感を)隠せるんだ…!」とまず驚きました。
吉野:奏はすぐスターいじりしてくるんですよ(笑)。
松井:だって! めっちゃイケメンなのに普通にクラスにいる男の子になれて、なじめているから…感動しました。
――松井さんは、赤崎をどう演じていこうと考えていたんですか?
松井:赤崎は序列2位ということもあって、イケメンで、スポーツも勉強もできて、友達もいっぱいいて、何でもそつなくこなすタイプだと思っていました。本当に普段の僕と真逆なんです(苦笑)。だからこそ、赤崎の余裕感みたいなものをどうやって出すかがカギになるなと、すごく模索しました。
■吉野北人、松井奏の豹(ひょう)変を大絶賛!
――24人の生徒は曲者ぞろいで、それぞれの生徒/俳優に見せ場があるのも見どころの一つです。松井さんはその空気を作るトップバッター的立ち位置で、説得力のある演技に引き込まれました。
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