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山崎賢人「30代はもっといろいろなことを知りたい」 海外も視野に貪欲にチャレンジ

クランクイン! / 2025年1月23日 7時0分

 忍者の戦いに巻き込まれていく女子高生の野口役を演じたのは、浜辺美波。山崎と浜辺は、本格的に共演するのは今回が初。福田組に初参加となった浜辺は、劇中で大胆なコメディー演技に挑戦している。

 「美波ちゃんは明るくてチャーミングで、現場にいるだけでその場が華やかになるような方。この映画には変な人がいっぱい出てきますが(笑)、ヒロインとしての華がある」と浜辺の印象を口にした山崎は、「周りに特殊な忍者たちがいるのに、野口は何が起きているのかまったく気づいていない。その対比が、すごく面白いものになっています。美波ちゃんがすばらしいバランスを見せてくれたからこそ、それが成立している」と浜辺の演技に惚れ惚れ。「野口が気絶するシーンなど、福田監督から演出を受けている美波ちゃんを見ていると『福田組の洗礼を受けているな』と感じて。『頑張れ』と思いながら、僕も頑張ろうと思いました」と刺激も受けた様子で、「美波ちゃんは『大切なものを失っているような感覚』だとも話していました。みんなで『新しいものを得たんだよ、新しい扉が開いたんだよ』と声をかけていました」と笑い、「僕自身、やっぱりいろいろなことをやれた方が楽しいと思うんです」と振り幅のある役を行き来することも、役者業の醍醐味のようだ。

◆福田雄一監督が教えてくれた、“すべてを楽しむこと”


 昨年9月に誕生日を迎え、山崎は30代に足を踏み入れた。原泰久の同名漫画を実写化した『キングダム』シリーズでは、雑草魂を胸に大将軍になるという夢に突き進む主人公・信として、剣を手に大暴れするアクションを披露。野田サトルによる同名漫画を実写化した『ゴールデンカムイ』シリーズでは、死戦を潜り抜けてきた杉元役として、体重を増量して相手との素手での接近戦にも挑むなどさまざまなアクションをスクリーンに刻んできた。

 「20代はいろいろなアクションにチャレンジをさせていただき、アクション面でも得られたものがたくさんあった」とアクション力は、20代で手にした武器のひとつだと明かす。「キャラクターの性格や過ごしてきた人生によって、アクションも変わってくる。こういう性格は、こういった動きに出るはずだと考えていくことも好きですし、実際にアクションとしてそのキャラクターを表現している時間もすごく面白い」と充実感を握り締め、『アンダーニンジャ』の九郎役では、忍者のアクションとしてさらに新境地を開いたという。「足技も使っていますし、手や足の指も柔らかく使えるようにめちゃくちゃ練習しました。アクロバティックな動きもあり、日本刀を持って戦ったりと、一つ一つがとても新鮮でした。漫画のシーンを忠実に再現していくことも楽しかったですし、クライマックスの戦いはお客さんにも緊張感や衝撃を与えられるものにしたいと思いながら臨んでいました」。

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