90年代から活躍のデミ・ムーア、初のアカデミー賞ノミネートに喜びの反応！

デミ・ムーア、初のアカデミー賞ノミネートに喜びの反応！

　映画『ゴースト／ニューヨークの幻』や『幸福の条件』など90年代から活躍するデミ・ムーアが、『サブスタンス』で自身初となるアカデミー賞ノミネートを獲得。声明で喜びを露わにした。

　現地時間1月23日、ロサンゼルスの山火事による2度の延期を経て、第97回アカデミー賞のノミネートが発表され、デミが主演女優賞候補に選ばれた。ボディ・ホラー『サブスタンス』で彼女が演じたのは、年齢を理由に仕事を干され、未知のアンチエイジング薬に手を出す元トップ女優。今月初めに開催された前哨戦の一つ、ゴールデン・グローブ賞でも主演女優賞（コメディ＆ミュージカル）を獲得するなど、注目を集めている。

　Peopleによると、デミは声明で「オスカー候補となるのは、信じられないほどの名誉であり、この数ヵ月は夢にも思わなかった日々を送っています」とコメント。「私の喜びと感謝を全て表現し尽くす言葉は見当たりません。私だけでなく、本作が表現するものへの評価だと思い、謙虚な気持ちで受け止めています」と続けた。

　そして、映画関係者が多く暮らすロサンゼルスが大規模な火災に見舞われていることを受け、「信じられないほど対照的な状況ですが、今、私の心は、ここロサンゼルスにいる友人や家族、隣人、そしてコミュニティとともにあります。火災は大勢の生活を脅かしていますが、私たちのコミュニティが団結する姿を見て、その回復力と思いやりに畏怖の念を覚えます。私たちが一つになれば、驚くべき力を発揮できると、思い起こさせてくれました」と締めくくった。

　コラリー・ファルジャ監督がメガホンを取った本作は、本年度のアカデミー賞でデミの主演女優賞ほか、作品賞、監督賞、脚本賞、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞の5部門にノミネートされている。