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當真あみ、この春高校卒業 「役柄の幅が広がることが楽しみ」さらなる飛躍に意欲

クランクイン! / 2025年2月1日 7時0分

當真あみ

 CMで注目を浴び、ドラマ『妻、小学生になる。』でドラマ初出演後、さまざまな作品で爽やかな存在感を発揮し、俳優としてのキャリアを重ねてきた當真あみ。2月1日よりスタートする『リラの花咲くけものみち』(NHK総合/毎週土曜22時)では、コンプレックスを抱えた獣医学生というこれまでに演じたことのない役どころにチャレンジする。この春高校卒業の節目を迎える彼女に、本作への思いやデビューからの3年半について話を聞いた。

◆これまで演じたことのないタイプのキャラクターに挑戦

 本作は、北海道の大自然を舞台に獣医師を目指す若者たちの青春物語。原作は、第7回未来屋小説大賞に続き、第45回吉川英治文学新人賞をダブル受賞した藤岡陽子の同名小説。連続テレビ小説『スカーレット』、ドラマ10『満天のゴール』の水橋文美江の脚本によりドラマ化される。山田杏奈が、母を亡くしたあと父の再婚相手とうまく行かず、中学の3年間は愛犬のパールと共に引きこもっていた主人公・聡里を演じ、當真は、医者一家なのに医学部に落ちたというコンプレックスを抱え、“コミュ障”な聡里を毛嫌いするルームメイトの綾華に扮する。

 「動物の命の尊さをすごく感じる作品」と本作に感銘を受けたという當真。「これから獣医師を目指していく学生が初めてのことに直面して悩んだり、人間関係でも悩んだりしつつも、同じ方向を目指す仲間として頑張っていく姿に感動しました」と語る。

 演じる綾華を、「もともとは獣医師ではなく医者を目指していたのですが、大学に受からなくて代わりに獣医師をということで、この大学に来たんです。もともと目指していたわけではないということもありますし、動物が苦手で血を見ることも怖くて、不安や焦りを抱いている女の子です。そうしたこともあって、聡里に少し強く当たったりしています」と紹介。これまでどちらかというと大人しいキャラクターを演じることの多かった當真にとって、珍しい雰囲気の役どころだ。「今までなかった感じの子だったので、少し難しいな」と感じたというが、「きつく当たる最初のころと、聡里に気持ちをぶつけられて彼女の過去を知り、そこから打ち解けていった後の変化をどうつけようかと考えました。口調も表情も最初と後では違うと思うので、そこを意識しました」と、台本をしっかり読み、悩みつつも役作りに臨んだ。

 自身と綾華の共通点はあまりなかったそう。「綾華が抱えているコンプレックスだったりも、今までそんな感情になったことがなかったので、綾華という女の子はどういう子なのかというのをしっかり考えました。ここは一緒だなっていう自分との共通点を少しずつ見つけていって、ここが一緒ということはこういう考え方は同じなのかな、ここは違うからこういうふうにやってみようかなと考えながら演じました」。

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