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今だから伝えられる。若い人こそ書きたい、エンディングノートとは?無料配布も

イエモネ / 2021年3月1日 21時0分

iemone.jp

この世に生を受けたからには終わりは必ずやってきます。80歳や90歳と長く生き、天寿を全うすることもあれば、もしかしたら突然人生の終わりがやってくるかもしれません。病気や不慮の事故、災害・・・。どれだけ気をつけていても避けられないこともあるでしょう。命の終わりには年齢はあまり関係がない。だからこそ、大切な人に伝えたいこと、自分の希望や想い、大事な情報などを「エンディングノート」に書き留めておきませんか。



なぜあのとき、言っておかなかったんだろう・・・。
本当はやりたかったのに・・・。

もしものとき、そんな風に後悔しないよう、今だから伝えられることがきっとあります。
最近、若者の間でもじわじわ広がっている「終活」についてご紹介します。



若い人の間でも「終活」に関心をもつ人が増えている



「終活」というと文字通り、人生が終わりに近づいたときに自分の身のまわりを整理する、という印象も強いかもしれません。どちらかというとシニア層がやるもの、なんて考えている方も多いのではないでしょうか。でも、最近では若い人の間でも終活に興味を持つ人が多くみられるそうです。





実際に「終活」の意向は30代が最も高く、全年代の終活の意向がある人の中で「財産整理」「遺言書・遺産分与の作成(法的効力があるものの作成)」「大切な人へのメッセージ」「墓準備」を考えているのは20代が最も多いという調査結果も。



つまり、20代や30代でも終活をしたい、または始めているという人が増えているというのです。



参考
楽天インサイト「終活に関する調査」
https://insight.rakuten.co.jp/report/20190527/





いまやスマホやPCの中にすべての情報が入っていることも多く、使っているサービスやパスワードなど、自分に何かがあったときに家族や友人はそれらを知る術がありません。また、病気や事故などがいつ自分の身に降りかかるかわかりませんよね。



そのため、年齢に関係なく、誰かに伝えたいこと、自分が病気になったときにどうして欲しいのかなどを日頃からまとめておくことが大切・・・そう感じた多くの人が「エンディングノート」を始めているのです。



若い人こそ書きたい、エンディングノートとは?



とはいえ、特に体の不調もないし、自由で楽しくて・・・という時期に「終活」に目を向けるのは難しいこと。



でも、だからこそ書いておきたいのが「エンディングノート」です。



エンディングノートは自分にもしものことがあった場合に、残された家族や友人に自分の思いや希望、必要な情報などをまとめておくノートです。法的効力があるわけではありませんが、そのようなノートの存在があれば、家族はその思いや遺志を引き継ぐことができます。



もし、病気にかかったときにどんな治療を希望するのか、もしものときに誰に連絡して欲しいのか、ショッピングサイトや音楽のサブスク、登録しているメールマガジン、SNSの情報、写真や持ち物の整理について・・・。





エンディングノートを書くことは、ただでさえ、悲しみ、混乱し、動揺している家族に対する優しさともいえるのかもしれません。



また、若いからこそエンディングノートを書くといい理由は、自分の人生を振り返ることができること。普段はなかなか人生を振り返ることはないかもしれませんが、交友関係や考えていることなどを記すことで自分の「今」をそこにまとめておくことができます。

また、忘れていたことを思い出したり、やりたいことに気づくことができたりと、今後の人生をどのように生きていくか、生きていきたいかを考えるきっかけにもなります。



エンディングノートが入った終活キットの無料配布



そして、東日本大震災から10年となる今、 2021年3月1日(月)より三井住友信託銀行株式会社がエンディングノートやオリジナル万年筆を含めた「終活キット」の無料配布の受付を始めるそうです。



最近、 三井住友信託銀行にも、遺言や死後事務など「終活」に関する問い合わせが増えており、「大切な人や社会に迷惑をかけたくない」「自分の想いを残しておきたい」など、自分にもしもの事があったときに大切な人を守り、そして、自分の想いを伝えるための方法を探し、備えることの大切さを多くの人々が感じていることがわかったといいます。



そこで、終活への早めの備えに気づきを与えたい、大切な人を想い、そして、何かを伝える、そのきっかけを多くの人に届どけたいと考え、終活キットの無料配布を行うことにしたそうです。



エンディングノート表紙

キットに入っている「エンディングノート」は、必要項目に絞ったオリジナル。デジタル遺品など、現代社会に沿った内容の簡易版エンディングノートです。項目ごとに埋めていくだだけで、簡単に必要な情報を書き記すことができます。



エンディングノート中身

ライフメモリアルノート表紙

終活キットにはより想いをダイレクトに伝えるための 「ライフメモリアルノート」も入っています 。人生の振り返りやこれからの目標などを記入するパートもあり、じっくり考え、大切にしている想いを伝えたいときに書くノートです。



ライフメモリアルノート 中身

オリジナル万年筆&レターセットは、チタン製で耐久性も強く、取り扱いも簡単です。誰かへの思いをしたためるのにいいですね。



万年筆レターセット

終活キットは、 2021年3月1日(月)~2021年3月11日(木) に三井住友信託銀行のホームページから申し込みすることができ、抽選で100名に無料で終活キットが届けられます。



「終活キット」概要
名称 :終活キット
内容 :エンディングノート、ライフメモリアルノート、オリジナル万年筆、レターセット
申込期間 :2021年3月1日(月)~2021年3月11日(木)
申込方法 :期間中に、専用申込フォームからお申し込み
申込URL :https://www.smtb.jp/personal/campaign/index.html#Recommended
対象者&発表方法 :抽選で100名。当選者の発表は賞品の発送をもって代える。



最近では可愛いデザインや書きやすいエンディングノートが発売されていますので、日記のように気軽に、そして、日記よりも思いやりを形にできるエンディングノートから「終活」を始めてみませんか。

誰にだって終わりはやって来る。
でも、それがいつなのかはわからない。
だからこそ、ゆっくりと振り返ることができるときに「自分」を記しておきたいものですね!



[Photos by shutterstock.com]



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