『新型コロナウイルスの感染防止のため、赤外線サーモグラフィカメラによる発熱者検知システムの一括レンタルサービス』を開始
IGNITE / 2020年3月28日 9時0分
世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、感染拡大防止に用いられる赤外線サーモグラフィカメラが注目されている。空港やイベント会場、都庁など様々な場所で使われ始めたが、今後も需要が高まることは確実だ。
スプラウトは、高精度赤外線サーモグラフィカメラを使用し非接触で発熱者を検知するワンストップサービスを開始した。
赤外線サーモグラフィカメラを使用して検査を行うには、赤外線カメラの機種選定、購入から始まり、その取扱いを覚え、モニター、パソコンを準備設置し、人員を配置することが必要となり、想像以上に面倒で経費と時間がかかる。
スプラウトのサービスは、その手間、時間、経費を削減したワンストップで完結する。さらに赤外線サーモグラフィカメラの撮影技術者と共にすべての機材を一括したパッケージとしてレンタルするので即日検査が実施できるメリットは大きい。使用する機材は、空港でも使われている赤外線サーモグラフィカメラの最大手FLIR(フリアー)社のT640シリーズだ。
現在、様々なイベントが自粛され、観光業なども大きな打撃を受けている。日本国内全体で再開に向けて体制を整えている中で、ユーザーが安全安心できるためには、このようなサービスは必須。本来、スプラウトが所有する赤外線サーモグラフィカメラは事業用に使用していたが、創業の理念である『地球環境保全の一助となる企業であること』に顧みて今何ができるのかを討議した結果、少しでも感染予防の阻止に繋がる案として実現させたのが、このサービスだという。
サービス内容は、赤外線サーモグラフィによる検査を実施している旨を入り口前にて事前告知し入り口付近にて弊社技術者がサーモグラフィ画像を確認。警告ブザーが鳴った発熱者が確認できた際には別室へ誘導し、別室にて体温計による体温検査。37.5分以上(任意体温)の時に入場を控えさせて頂く旨を伝える。この流れで二次感染を最小限に食い止めることができる。赤外線サーモグラフィカメラの前で立ち止まる必要がなく、入場時にもスムーズに測定可能だ。
株主総会、外部招待研修、ライブイベント 入口に赤外線サーモグラフィカメラを設置し、体温が高いと測定された場合に、手洗いやアルコールでの消毒を実施したうえで、再度体温を測り異常が無ければ参加の許可を出し、それでも体温が高い場合には医療機関を受診してもらうか入場制限を行う事で感染拡大を防ぐことができる。
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