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新入社員研修講師がまとめた「新入社員の特徴と指導ポイント2021年版」

IGNITE / 2021年5月31日 18時0分

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育ってきた環境が自分とは異なる新入社員をどうやって指導すればいいのか、悩んでいる人必見のレポート。

■第七世代の今年の新入社員にどう対応すべきなのか

企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する「ジェイック」は、今春行った 2021年新入社員向け研修を踏まえ、経営者、上司、人事が知っておくべき「新入社員の特徴と指導ポイント(2021年版)」を発表した。

このレポートは、2012年より毎年、「ジェイック」が実施する新入社員研修の登壇講師が中心となって作成しているもので、企業から寄せられる「新入社員の思考や指導方法がわからない」、「職場で実践できる指導方法を知りたい」、さらに昨年より増加している「コロナ禍での新人育成方法を知りたい」といった声に応える内容となっている。

■2021年新入社員が生まれ育った背景とは

4年制大学にストレートで入学し、卒業した場合の2021年に入社した新入社員が生まれたのは1998年。

3歳となる2001年には一般家庭にブロードバンドの普及が始まる。物心つく頃には身の回りにインターネットを中心としたデジタル環境がごく普通に存在しており、「デジタルネイティブ」と言われる世代だ。

新入社員たちはオンラインで流暢にコミュニケーションすることに慣れている一方で、なるべく同調したり“悪い意味で目立たない”ようにしたりすることにも慣れ親しんでいる。なるべく波風を立てぬようコミュニケーションを交わし、言いたいことは気心知れた一部の友人にのみ明かすといった人間関係で育ってきた世代とも言えるだろう。

■2021年新入社員の「7つの特徴」

オンラインへの圧倒的親しみ

大学の授業・ゼミ・就活等がすべてオンライン化し、対面でのビジネスマナー等に関しては例年よりも身に付いていない。

コミュニケーションへの飢え

対面でのサークルやゼミは大きく制限されてきた。上の世代に壁を作るといった傾向もなく、むしろフラットに話しかけられる。

コロナ禍で形成された危機意識

近年の売り手市場とは異なる状況での就職活動をへてきたので、地に足がついた人が多い。

“個”を中心とする新しい価値観

会社で昇進するより私生活を充実させたい。彼氏・彼女を大切にしながら働きたいと考える。

多様な価値観への慣れ

将来像や自身の価値観がハッキリしている人が多い。また、他の人の価値観に対して私見やコメントを挟む人がいない。

“正解”探しの習慣

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