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梅農家が追い求めた甘くない梅酒、世界初「梅ウォッカ」2022年1月発売

IGNITE / 2021年9月1日 0時0分

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プロ同士のコラボが生み出す、新たな味。

■世界初「梅ウォッカ」誕生

和歌山県を拠点に梅干しの製造・販売を行い、昔ながらの梅干しの魅力を届ける「うめひかり」、通称「梅ボーイズ」が南高梅の完熟梅を原材料に使用した「梅ウォッカ」を下呂市・奥飛騨酒造と共同開発し、2022年1月から通販サイト『Amazon.co.jp』にて販売を開始する。

「日本の伝統食・梅を後世に残したい」という想いを持ったメンバーが集まった「梅ボーイズ」。

南高梅を使用した、安心して食べられる「梅・塩・紫蘇」だけで漬けた無添加の梅干しにこだわり、現在は全国の小売店・オンラインショップで販売したり、伝統を大切にしながら幅広い世代に魅力を伝えるためSNSでの梅レシピの発信やYouTube での動画配信を行っている。

■梅ウォッカ開発の背景

梅酒と言えば、ホワイトリカーベースという認識が一般的。最近でこそ日本酒梅酒や酒造こだわりの梅酒というのがたくさん造られているが、梅酒の種類自体はあまり多くない。

「梅ボーイズ」は、梅そのままの味が活かされた納得する梅酒を造りたいと思い、様々な梅酒を飲み歩き、6種類の酒で自家製梅酒を造り研究を重ねた。

その中で一番衝撃を受けたのがウォッカで漬けた梅酒。ウォッカのスッとした飲み口と、梅を感じられる後味に今までにない新しい梅酒になると確信した。

開発に協力したのは、江戸時代から下呂市に蔵を構える老舗、奥飛騨酒造。日本でウォッカを造っている数少ない酒造の一つで、プーチン大統領が来日した際にもウォッカを振舞った。奥飛騨酒造に「ウォッカ梅酒をつくりたい」と相談したところ、快く試作品を造ってくれて、今年6月に『梅ウォッカ』を造ることが決定した。

梅農家、酒造それぞれが単体で作っていた梅酒だが、梅農家が厳選した梅を使い酒のプロが造ることによって、これまでにない梅酒が完成した。梅酒は甘い、という概念を覆す新しい梅酒の誕生だ。

■梅ウォッカの特長

梅が濃く爽やか、世界初の梅ウォッカ

砂糖の量を通常の半分以下とひかえめにしているため、甘くない仕上がりになっている。ウォッカに癖がなく、スッキリとした飲み心地で梅そのままの味を感じることができる。アルコール度数が高いので、炭酸で割ったり、ロックで少しずつゆっくり飲むのがおすすめ。

「甘くない」理由は完熟梅

一般的には、砂糖の量をひかえると梅のエキスが出にくく梅の香りや味が薄くなると言われている。『梅ウォッカ』に使用しているのは、最も甘い状態で完熟落下した南高梅。梅自体の香りや甘みが強いので、砂糖の量をひかえても梅の味をしっかりと感じられる梅酒になるのだ。

梅酒の概念が変わりそうな「梅ウォッカ」、発売が楽しみだ。

うめひかり「梅ウォッカ」

使用素材:梅、ウォッカ、氷砂糖
製造所:奥飛騨酒造
取扱店:amazon限定
販売価格:(720mL)5000円
販売開始時期:2022年1月頃

うめひかり:https://umenokuni.com

(冨田格)

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