三重・志摩観光ホテルの恒例・季節の寿司「ついたちすし」月一発売開始
IGNITE / 2021年9月9日 19時30分
伊勢志摩の秋冬は、月に一度の美味しい楽しみがある。
■志摩観光ホテルの食の取り組み
古くから「御食つ国(みけつくに)」として朝廷へ食物を納めてきた伊勢志摩は、地域独自のルールを作り、資源を守り続けてきた。
40年以上も前に伊勢志摩の食材を中心に生み出した志摩観光ホテルの「海の幸フランス料理」をはじめとした料理も、「ガストロノミー」の考えそのものであり、その精神は今でもホテルの伝統として守られている。
志摩観光ホテルが、三重を代表する食材を使いホテルの味を自宅で楽しんでもらえる秋冬の期間限定の「棒寿司」、「押し寿司」で例年完売するテイクアウト商品「ついたちすし」。今年で3年目となる「ついたちすし」の販売を9月19日(日)より開始する。
■「ついたちすし」の由来
三重県・伊勢志摩では、月の初めに伊勢神宮へお参りし、ひと月無事に過ごせたことの感謝と、新しい月の無事を祈る「朔日参り(ついたちまいり)」という風習が今でも残っている。
伊勢志摩は古くより「御食つ国(みけつくに)」として朝廷へ食物を納めてきた歴史を持ち、鮑、伊勢海老をはじめとした食材に恵まれた地域であることから三重の自然が育む豊かな恵みに感謝の気持ちを込め、「ついたちすし」と名付けた。
「ついたちすし」は、三重を代表する食材を使い和食総料理長・塚原巨司氏が日本料理の技法を存分に活かしている。
■「ついたちすし」のラインアップ
「ついたちすし」は9月から4月にかけて、毎月第2日曜日に発売する。すでに決定している2022年1月までのラインアップを紹介しよう。
※9月のみ第3日曜日
9月19日(日)「蒸鮑の押し寿司」
鮑をふっくらと蒸し、噛むほどに広がる旨味が感じられる。山椒で炊いた鮑の肝の滋味深さと三重県産の海苔で風味を増した旬の味わいに、伊勢志摩ならではの贅沢な一品。
6,500円
10月10日(日)「鯖の棒寿司」
脂がのって美味しさが増す三重県産の鯖を使い、昆布締めすることで鯖の美味しさを存分に愉しむことができる。刻んだガリが薬味となって味のアクセントに。三重県産の海苔、香ばしく煎った切り胡麻で風味を高めた。
3,800円
11月 14日(日)「伊勢海老の押し寿司」
漁の解禁を迎える新鮮な伊勢海老を丸ごと茹で、煮汁ごと冷ますことで旨みが重なる美味しさに。三重県産の海苔、甘露煮の椎茸が上品な伊勢海老の味を引き立てる。伊勢海老の旨味を凝縮した煮詰めとともに。
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