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今が旬!小豆島の新鮮なオリーブの果実で作った「新漬けオリーブ」

IGNITE / 2021年10月17日 21時30分

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オリーブオイルは一年を通して店頭で販売されているため、なかなか旬の時期があることは知られていないが、日本ではまさに今の時期、秋から冬にかけてがオリーブの旬。

香川県の小豆島にあるオリーブと柑橘の農園、井上誠耕園は、収穫したばかりの新鮮な若いオリーブの果実で作った「新漬けオリーブ」を発売中だ。

■果実をそのまま味わう「新漬けオリーブ」

「新漬けオリーブ」は、オリーブの果実が鮮やかな緑色から赤紫色に熟す前の2カ月間しか味わえない季節限定の商品。

そのごく短い期間の中にもオリーブには早生の品種、晩生の品種があり、井上誠耕園ではこの10月、品種ごとに分けて新漬けオリーブを販売していく。

オリーブの世界は奥深く、品種や熟度の違いで味わいが変わる。「新漬けオリーブ」は、果実をそのまま浅漬けにして味わうからこそ、品種ごとの味の違いがよく分かる。

実は、塩分濃度や漬け込み時間も品種ごとに細かに変えており、それぞれの品種が最大限美味しく味わえるように職人の手で調整。そこで、今年は特に品種によって変わる美味しさの違いを、「新漬けオリーブ」を通して世に広めていきたいと考え、これまでにない5品種と、数多くの新漬けオリーブを順次発売していく予定だ。

最初に販売を開始するのは極早生品種である大粒の「アザパ種」、早生品種である果肉が柔らかい「マンザニロ種」と小梅のようにコリッとした「ピクアル種」の3種。

今年初めて収穫されたオリーブからできた第一弾の初物商品だ。

■小豆島で人気の代表品種2種とおすすめの食べ方

「マンザニロ種」のマンザニロはスペイン語で「小さなリンゴ」という意味を持ち、言葉の通り小さなリンゴのような丸い果実が特徴。

他の果実に比べて果肉が柔らかいため、噛んだ瞬間にオリーブの風味と塩漬けの味わいが口いっぱいに広がる。ご飯と一緒に入れて炊くことで風味豊かな「オリーブごはん」が味わえる。

ミッション種は新漬けオリーブなどの果実加工だけでなく、オリーブオイルをつくる際にもよく使われ、小豆島でよく栽培されている品種。

コリコリとした食感で、口の中に残るまろやかな味わいが後を引くおいしさが人気で新漬けの王道と言える。やや硬めの果実であるため、お酒のお供としてそのままはもちろん、天ぷらにしても実崩れせず美味しく楽しめる。

■日本ならではの「新漬けオリーブ」

オリーブ果実は日本食との相性の悪さから、日本ではその独特の酸味や風味が好まれなかった。

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