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長野のワイナリーにエールを!コロナ復興支援『日本アルプスワインバレー』

IGNITE / 2021年10月15日 16時30分

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コロナ禍における需要の低下によるワイナリーの苦境を救おうと、エールを送るクラウドファンディングが始まった。

長野県観光機構は、NAGANO WINEのコロナ復興支援「ワイナリーにエールを!皆様にエールを!!」をクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」内の長野県信用組合「Show Boat」にて開始した。

■本プロジェクトの背景

長野県は近年、ワイナリー数が急増している。2000年までは17場だったワイナリー数も、現在は約4倍の63場まで増加。2013年にはワイナリーを地域ごとに「信州ワインバレー構想」を施策し、設定された4つの地域(ワインバレー)から、県全体のワイン土壌発展を目指している。

そんな中、コロナ禍で飲食店や宿泊業、お土産需要の減少など、昨年4月頃から長野県内のワイナリーでも販売量の落ち込みが見られ、影響はぶどうの生産者にも及び始めている。一方で、行動制限や外出自粛により旅行や外食を楽しめず、寂しい思いをしている人たちも。

そこで、長野県観光機構は「こんな状況だからこそ、お互いに前を向いて励ましあおう!」と、このクラウドファンディングを立ち上げた。

■コロナ復興支援プロジェクト
クラウドファンディングで用意したワインは、今回のために特別醸造したワイン、一般販売のない限定蔵出しワイン、品種選びから作り上げたワインなど、エールをした人だけに届けられる特別なワインだ。

第一弾の「日本アルプスワインバレー」は、松本市から白馬の手前、大町市まで広がる“松本平”一帯のワインバレー。松本平東側では西向き扇状地の傾斜地にぶどう畑が広がり、北アルプス麓の西側では東向きの火山灰土の傾斜地で栽培されている。いずれの土地も水はけがよく、日照時間が長い為、成熟したぶどうが収穫できるエリアだ。

■ワイナリー紹介
【安曇野ワイナリー】
長野県のほぼ中央、北アルプスの麓に設立されたワイナリー。ワイナリー前に広がる畑では、シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンなどが栽培され、“シャトー安曇野”として、ワインが醸造されている。

今回のワイン:日当たりの良い斜面で育った完熟メルロを100%使用した、果実味の厚さが魅力のワイン。

【ノーザンアルプスヴィンヤード(大町市)】
オーナー醸造家の若林政起さんは脱サラ後、実家のある大町市でぶどう栽培を開始。栽培、醸造、販売を一人でこなすドメーヌワイナリーだ。

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