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10月30日開幕、東京国際映画祭に参加の3作品で「台湾映画の今」を感じる

IGNITE / 2021年10月27日 23時15分

10月30日開幕、東京国際映画祭に参加の3作品で「台湾映画の今」を感じる

話題の台湾映画の最先端に出会うチャンス。

『アメリカン・ガール』

■注目の台湾映画が東京国際映画祭に参加

台湾文化コンテンツの産業化、国際化を促進する独立行政法人「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー」は、台湾・文化部のもとに2019年に創設。民間と共同しながら台湾発の文化コンテンツをサポートし、海外発信にも力を入れている。

10月30日(土)から日比谷・有楽町・銀座エリアで開幕する「東京国際映画祭2021」に、台湾からも3作品が参加する。

■日本における台湾映画の流れ

日本でもファンを増やし続ける台湾映画。

巨匠ホウ・シャオシェン監督の大作『悲情城市』、エドワード・ヤン監督の『ヤンヤン 夏の思い出』など、往年の名作は日本でも多くのファンを集めた。

「台湾ニューシネマ」時代を経て2000年前後から生まれた新たな潮流では、台湾作品が得意とする家族や絆をテーマとした『ひとつの太陽』をはじめ、『セデック・バレ』『ゾンビ・プレジデント』『返校 言葉が消えた日』『若葉の頃』など、青春もの、社会派、ミステリー、コメディ…テーマも作風も多彩となり、国外の映画祭でも賞を受けるなどの評価を勝ち得ている。

日本でも台湾映画の劇場公開やネット配信で鑑賞できる作品が増えてきている。

近年では、『あの頃、君を追いかけた』『親愛なる君へ』『一秒先の彼女』 、そして『弱くて強い女たち』ほかが次々に大ブレーク、台湾作品の映画祭やイベントも企画されるなど、ますます関心、人気とも高まるばかりだ。

■「東京国際映画祭」参加の3作品

ロスから台湾に戻った多感な少女の成長ストーリー『アメリカン・ガール』

2003年、13歳のホウイは、母の病気をきっかけにロサンゼルスから母と妹と共に新北に戻ってきた。クラスメートにも再びの父との生活にも馴染めず、さらに母の病への不安に悩まされるホウイは、アメリカに戻りたいと願う。傷つけあいながらも再生に向かっていく母娘の関係を描く。

監督:ロアン・フォンイー(阮鳳儀)
出演:カリーナ・ラム、カイザー・チュアン、ケイトリン・ファン

現代の台湾に生きる若者たちの葛藤が浮かび上がる『テロライザーズ』

台北駅で起こった通り魔殺人事件を主軸に、台北に住む6人の若者たちの愛、欲望、嫉妬、社会への反発などの葛藤を交錯させて描きつつ、その後ろにある社会に潜む様々な問題に斬りこむ。

監督:ホー・ウィディン(何蔚庭)
出演:リン・ボーホン、ムーン・リー、アニー・チェン

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