1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

<陸・海・空の3モデル発売>強くて高機能な“自衛隊腕時計”のNewスタンダード「JSDF Solar Pro」

IGNITE / 2022年5月23日 22時0分

写真

自衛隊員の腕時計事情を知っているだろうか。個人装備の支給に厳格な自衛隊において、腕時計は「自費購入」が原則だ。逞しい男の腕には、自衛隊員の過酷な任務に耐えうる堅牢性と機能性を兼ね備えた腕時計がしっくりくる。

東京・上野に本社を構えるケンテックスジャパン社は、防衛省本部契約商品を取り扱っている。現在は、同社の自衛隊時計「JSDF WATCHシリーズ」より、ソーラー発電機能を備えた多機能モデル「JSDF Solar Pro」を一般販売中だ。

陸・海・空 各幕僚監部の協力により開発

自衛隊腕時計「JSDF WATCHシリーズ」は、隊員の金銭的な負担を抑えつつ、堅牢性と機能性を兼ね備えた腕時計を開発するべく、2004年より陸・海・空各幕僚監部の協力により継続的に開発を行っている。

現在は、防衛省共済組合本部登録商品として、日本全国約270か所の自衛隊駐屯地など各基地で自衛隊員向けに販売するほか一般販売も行っている。

ポイントはソーラー発電と公式エンブレムの存在 電池交換が不要なソーラー発電式モジュール

今回一般発売した「JSDF Solar Pro」は、太陽光で発電して駆動する「ソーラー発電式」仕様。

これは、全ての隊員が共通して口にする腕時計の懸念事項「任務中の突然の電池切れ」というトラブルが起こらないよう、フル充電時には光の無い場所でも最大6か月間稼働する畜電機能を備え、自衛隊の昼夜を問わない過酷なミッションの遂行に必要な動力源を十分確保するためだ。

また、暗闇においても時刻確認の視認性が保てるよう、全てのモデルには文字盤インデックスと針に強蓄光を塗布している。

公式エンブレムの採用

各モデルの文字盤と裏蓋には、陸・海・空各自衛隊の公式エンブレム(徽章)をデザイン。隊員の誇りと愛着の象徴である各隊のエンブレムは、組織的にも厳密に管理運用が義務付けられているが、各幕僚監部の協力を得てこのモデルへの使用が認められた。

信頼性や耐久性はもちろん、隊員が誇りをもって着用できるよう、全ての時計は「日本製」となっている。

陸・海・空 各自衛隊の任務特性に応じた特殊性能

「陸上自衛隊(JGSDF)モデル」は、「演習時に太陽光が反射して光ってしまうことがないように時計をマジックで黒く塗りつぶす」といった隊員の声を反映したもの。

マットなオールブラックPVD仕様の外装に、砲弾発射地点までの距離を光と音の速度差から換算出来るテレメーターや、カウントダウンベゼル機能を実装、ガラスには耐傷性を高めるDLCコーティングを施した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください