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作品テーマは「時間」と「存在」!東京・銀座で英国人アーティスト、ライアン・ガンダー氏の展覧会を開催

IGNITE / 2022年7月21日 23時0分

作品テーマは「時間」と「存在」!東京・銀座で英国人アーティスト、ライアン・ガンダー氏の展覧会を開催

銀座の「RICOH ART GALLERY」にて、8月2日(火)から9月3日(土)までの期間、イギリスのアーティスト、ライアン・ガンダー氏の個展「Days of Temporal Passing」が開催される。

ガンダー氏はこの展覧会のために、2つのシリーズから計13点の作品を用意。日々刻々と変わっていく時間を暗示するように、回廊型のギャラリー空間に作品が並ぶ。

Ryan Gander《Four Dimension Experiential Prototype (Untouched Snow Memory)》
UV Inkjet Print (StareReap 2.5 Print) on aluminum board, 58 x 40.2 cm, 2022 
@ Ryan Gander, 2022

国際的に活躍するアーティスト、ライアン・ガンダー氏

1976年にイギリス、チェスターで生まれ、現在はロンドン、サフォークで制作活動を行うライアン・ガンダー氏。

2021年には「Ouverture」、2012年「ドクメンタ(13)」、「第9回上海ビエンナーレ」など、世界的な国際展に多数参加。

「ドクメンタ(13)」では、メイン会場の一つであったフリデリチアヌム美術館一階のメイン展示室にて、何も展示されていない展示室のなかを吹き抜ける「風」を作品としたインスタレーションを発表し注目を集めた。

東京・銀座で展覧会を開催

現在、ガンダー氏は日本国内の同時に3ヶ所で展覧会を開催している。

本展もそのひとつにあたり、「パラレルに存在可能な状況」「既視感(デジャヴ)」など、時間と存在に関わるキーワードがテーマとなっている。

ガンダー氏はこの展覧会に向けて2つのシリーズを用意。

Ryan Gander《Doinʼ everythinʼ and feelinʼ nothinʼ / Double Damage (Monday)》
UV Inkjet Print (StareReap 2.5 Print) on aluminum board, 112.5 x 88.6cm, 2022
detail
@ Ryan Gander, 2022

「Doinʼ everythinʼ and feelinʼ nothinʼ / Double Damage」は、これまでのガンダー氏の作品の中でも見られた表現のひとつだ。

そのダクトテープはまるで、“損傷した領域”あるいは“誰かに検閲された箇所”を、観る人から遮るかのごとく覆っているよう。同展ではギャファテープを使用し、“同じ時間枠”に押しつぶされた”2つの世界”を、「既視感(デジャブ)」というテーマの中で表現する。

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