＜奈良駅そば＞奈良県内4市町村の食の魅力を凝縮した「CAFÉ ETRANGER NARAD」のオリジナルメニューとは？

田原本町は、当地の出身で『古事記』編纂に中心的な役割を果たした太安万侶にちなんだ地元産コシヒカリのブレンド米「安萬侶さん米」を使用したメニュー「安萬侶さん米とキノコのリゾット」（1,400円）。

一等米の中から上位5％を選りすぐった「安萬侶さん米」を香り豊かなポルチーニなどの数種のキノコと一緒にリゾットに仕上げる。

東大寺・興福寺などが点在する奈良市は、大和茶の名産地。大和抹茶の爽やかな苦みと生チョコの甘みのハーモニーが絶妙な「大和抹茶の生チョコタルト」（700円）を提供する。クリーミーでリッチな和風タルトをご賞味あれ！

そして、明日香村と田原本町の合作が、「明日香村の燻製ソーセージと米粉パンのホットドック」（1,000円）。「明日香燻製工房」の絶品ソーセージを、田原本町の米粉を使ってふんわり仕上げた自家製パンで挟んだオリジナルホットドックだ。

文人・志賀直哉の「奈良にうまいものなし」という言葉が独り歩きした感のある奈良の食事情。

しかし、実際は大和野菜・大和茶・大和牛・大和ポークなどの農畜産物、日本酒・醤油などの発酵食品、アマゴ・アユなどの川魚などの食材が豊富に揃う土地だ。この機会に、奈良の風土が生み出した食シーンを体感しに出かけてみては。

CAFÉ ETRANGER NARAD （カフェ エトランジェ・ナラッド）
所在地：奈良県奈良市上三条町23-4 ナラニクル内
公式サイト：http://www.cafe-etranger.jp

（高野晃彰）

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