盛会裡に終了、ポルトガルの食とワインを楽しむ「A VIAGEM ― ポルトガルへ 食とワインの旅 ―」
IGNITE / 2022年10月18日 22時0分
遠く大航海時代から交流を重ね、歴史的にも文化的にも日本と縁の深いポルトガル。
去る10月6日(木)、ポルトガルの非営利団体「AGAVI(アガヴィ)」はマゼラン世界周航500年を祝し、「A VIAGEM ― ポルトガルへ 食とワインの旅 ―」と題したプレスイベントを駐日ポルトガル大使公邸で開催。参加者に同国の食とワインを紹介した。
ポルトガルの食文化を支える非営利団体「AGAVI」ポルトガル第二の都市“ポルト”に本拠地を置く「AGAVI」は、ガストロノミー、ワイン、地域製品および生物多様性を促進する非営利団体だ。
地域に根ざした食とワインの普及のため、生産者や企業と協力して多様なイベントを主催。創立メンバーには起業家協会のほか、ポルトガル国内のさまざまな地域の代表が名を連ねる。
当日振る舞われた料理とポルトガルワイン当日は前菜からデザートまでのフルコースとともに、ワインのテイスティングが行われた。
ワインをセレクトしたのはWine in Motion代表の別府岳則DipWSET*。料理はポルトガルの人気レストラン「Oficina(オフィシーナ)」から、シェフ兼オーナーのMarco Gomes(マルコ・ゴメス)氏が初来日して腕を振るった。Gomes氏はポルトガル北部出身で、料理もその影響を色濃く受けているという。
ルイス・パト/スパークリング バガ ロゼ NV前菜に合わせられたワインは、ポルトガル中部バイラーダ地方にある「ルイス・パト」の「スパークリング バガ ロゼ NV」。ラズベリー、チェリーを思わせる果実の風味が豊かで、若々しい酸味を持ちながらもコクのある味わい。
そこにポルトガル北部の郷土料理である「ポルトガル風ソーセージ クリーミーポテトとマッシュルーム添え」が並んだ。
ソアリェイロ/プリメイラス ヴィーニャス 20202本目のワインはヴィーニョ・ヴェルデのブランド「ソアリェイロ」による「プリメイラス ヴィーニャス 2020」。エレガントで豊かな柑橘系のアロマがグラスの中で広がる。
料理は「魚とエビのスープ コリアンダーとレモングラス風味」。オリエンタルなハーブを用いたスープは、ポルトガルに異国の食材を紹介した大航海時代の先人たちへのオマージュだという。
カーザ・ダ・パッサレーラ/オ・オエノロゴ・エンクルザード 20193本目のワインはダオンにある「カーザ・ダ・パッサレーラ」の「オ・オエノロゴ・エンクルザード 2019」。同ワイナリーは、ポルトガルでも最も標高の高い場所に位置するワイナリーだ。
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