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ヴェネチアの現代美術展を京橋「アーティゾン美術館」にて“体感”。坂本龍一氏が参加した新作も公開

IGNITE / 2022年12月23日 23時0分

また、1850年代の地理の教科書から引用した普遍的な質問のテキストを独自のレーザー装置で壁に投影したり、デヴィッド・シルヴィアン氏やカヒミ・カリィ氏など坂本氏の友人による朗読の音声が流れたりする。これにより、見えるか見えないか聴こえるか聴こえないかの境界線上での表現を体験できるという。

3.過去の作品を取り入れ進化するダムタイプの作品

ダムタイプのインスタレーション作品はパフォーマンス作品と連動するのも特徴。『2022』は、18年ぶりの新作パフォーマンス『2020』と関係している。

『2022:remap』では、過去作『Playback』で使用したターンテーブルや、『TRACE/REACT II』の表現言語が新たに交差。過去のヴィジュアル・サウンド表現が組み合わされつつも更新される、ダムタイプの創造性や関心を感じらるだろう。

2つの展覧会を同時開催

「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022:remap」は、アーティゾン美術館6階展示室にて日時指定予約制で開催。一般の入館料は、ウェブ予約なら1,200円(税込)、窓口販売の当日チケットなら1,500円(税込)となっている。

また、同展覧会の期間中、2つの展覧会を同時開催。上記のチケットで同時開催の展覧会もすべて楽しめる。

1.画家の手紙にまつわる作品や手紙そのものを展示

4階展示室では「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 画家の手紙」を開催。

画家の手紙からは、師弟・友人・恋人・家族などに対する思いや創作にまつわる悩みなどが垣間見えるという。今回は、坂本繁二郎さんら日本近代洋画家の手紙にまつわる作品あるいは手紙そのものを展示する。

2.ひと味違った展示方法で作品を楽しむ

5階展示室では「アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ」を開催。

ここでは、厳選した作品をひと味違った展示方法で紹介する。肖像画のひとコマになったり、描かれた景色に浸ったりと違う角度から作品の世界観に触れられるようだ。

ダムタイプの新作をはじめ過去作と融合した展示と同時開催の展覧会、すべて巡ったあとに何を感じるだろうか。

アーティゾン美術館
所在地:東京都中央区京橋1-7-2
開館時間:10:00~18:00、5月5日を除く金曜日は20:00まで
休館日:月曜日
HP:https://www.artizon.museum/

「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022:remap」公式サイト:https://www.artizon.museum/exhibition_sp/dumbtype/

(Higuchi)

※入館は閉館の30分前まで
※当日チケットはウェブ予約枠に空きがある場合に販売

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