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神楽坂にレストラン「ジェフリー」開店。ミシュラン3つ星店出身シェフによるモダンな和フレンチコースを

IGNITE / 2023年1月10日 19時30分

神楽坂にレストラン「ジェフリー」開店。ミシュラン3つ星店出身シェフによるモダンな和フレンチコースを

『ミシュランガイド東京』で、16年連続で3つ星を獲得しているフレンチの店「カンテサンス」。その同店出身のオーナーシェフ・陣内翼氏が手掛けるモダンフレンチレストラン「Jfree(ジェフリー)」が、1月7日(土)にオープンした。

日本が誇る名店で培った技術と経験から生み出される一皿一皿を堪能したい人に、同店のコース内容を紹介する。

自由で新しい味わいと空間を作る店

「Jfree」のJは、陣内氏の名字からと、フランス語で「私の」という意味の「je」から。「free」は、陣内氏の名前の翼から。自由な発想で創る新しい味や空間を表している。

同店にあるのは、一枚板のカウンターテーブルと圧巻のオープンキッチン。客席をあえて上底し、やや上からキッチンを見渡せるデザインにしている。調理風景を愉しんだ後に、出来立てをシェフが目の前から提供。グランメゾンにはない特別なライブ感を体験できる。

個室では、デートや接待利用も可能。文化庁文化交流使に任命された海老原露巌氏の墨アート作品が壁面にたたずむ、広々とした落ち着いた空間となっている。

和のテイストが散りばめられたおまかせコース

同店では、正真正銘のフレンチ仕立てでありつつ、随所に和のテイストが散りばめられたおまかせコースが味わえる。次の日も食べたくなる、和食のような馴染み深さが特徴だ。

また、同店自慢の料理のひとつが、陣内シェフも度々美味しさに驚かされるという、宮崎県「梶並農園」の新鮮な野菜を使用したもの。素材の味を活かした料理を得意としする同店だからこそ、食材には強いこだわりを持っている。

Jfree自慢の一皿

メニューは、全9品のランチコース8,000円と、全12品のディナーコース13,000円のみ。

「穴子 九条葱」は、穴子の皮目を香ばしく、身はレアに焼き上げた一皿。骨切りのひと手間をあえて加えることで、よりフワッとした食感を生み出す。デュクセルやシェリービネガーなどを使った、爽やかなソースと九条葱がアクセントになっている。

「宮崎牛イチボ 菊芋」は、極上の肉質ときめ細やかなサシが特徴の宮崎牛イチボを、表面は香ばしく、中はふわふわに焼き上げる熟練の技が光る一皿。

肉のほのかな甘みとマリアージュする、菊芋のピューレとサクサクの菊芋チップがアクセントになっている。

かつてクレオパトラも愛したとされるデーツは、今やスーパーフードとして知られている。そのデーツを使用した「デーツヌガーグラッセ」は、コースの流れを意識した“シェフ目線”でのデザート。やや甘さ控えめの上品な味わい。好みでブランデーをほんのりまとわせて、食後酒とのペアリングも愉しみたい。

オーナーシェフの陣内翼氏

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