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レクサス本気の「F」が正式発表!【レクサスRC F詳細解説】

IGNITE / 2014年10月23日 13時30分

レクサス本気の「F」が正式発表!【レクサスRC F詳細解説】

2007年に登場したIS Fは、コンパクトなボディに400psオーバーの5L-V8エンジンを搭載したスポーツセダンである。これまでレクサスが経験したことがないモデルのため、レーシングカー開発でハイパワーモデルの知見のある、トヨタのワークス部隊である「TRD」も開発協力を行なったという。

「1年に1度走れば色々な事が見えてくる」と、毎年着実に進化・熟成をしていくスタイルや、カスタマイズパーツ「CCS-P」や、楽しむためのレーシングカー「CCS-R」もリリースするなど、これまでのレクサスの常識を超える異色の存在だった。

■「F」のDNA
そんなIS Fから「F」の称号を引き継いだモデルがRC Fである。ただ、IS Fの後継モデルというのではなく、開発陣の想いとしてはIS Fは一台目の「F」、RC Fは2台目の「F」という認識のようだ。つまり、今後セダン版もラインナップされるのか!?
開発テーマは「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」だ。
それを具現化させるために、一般道からサーキットに至るまで徹底的に走行性能を磨き上げたという。

■RC Fのパワートレイン
パワートレインはIS Fから譲り受けたV8-5.0L「2UR-GSE」を搭載。欧州のライバルモデルはダウンサイジングターボに変更しているが、RC Fが大排気量NAにこだわったのは、パワー/レスポンス/サウンドがレクサスの理想に近いからだという。

もちろん、IS Fのエンジンをそのまま搭載したのではなく、エンジン型式以外はほぼ新設計といっていいくら手が加えられている。シリンダーヘッドやチタン製バルブ、鍛造コンロッドなどは刷新、直噴技術D-4Sも第2世代に進化、デュアルVVT-iの吸気側にVVT-iE(電動連続可変バルブタイミング機構)も採用され、自然吸気ならではのエンジン回転の伸び感や気持ちのいいレスポンスを実現している。

さらにVVT-iEを用いることで、街中などでの低負荷走行時には「アトキンソンサイクル燃焼」に切り替えることが可能で、高出力エンジンでありながらも、燃費性能や環境性能の面も抜かりはない。トランスミッションはATでありながらも0.1秒の変速スピード(Mポジション)を誇る、進化版の「8速SPDS(スポーツダイレクトシフト)」を搭載。

■足回りは?
IS Fはタイヤサイズやサスペンションストロークなど“生みの苦しみ”を味わった反省もあり、RC FはベースモデルとなるRCと並行して開発がおこなわれた。ちなみに基本となるボディは、アッパーボディはRCチーム、ロアボディはRC Fチームがメインに開発をおこなわれたそうだ。RCで採用され強化された骨格、レーザースクリューウェルディングやボディ接着剤、新たに採用された高剛性のガラス接着剤に加え、専用アンダーブレースや、リアパーテーションブレースなどが追加され、より強靭なボディに仕上がっている。

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