レクサスRC Fにも裏メニューの「CCS-R」が用意されるという噂は本当か!?
IGNITE / 2014年11月3日 12時52分
■CCS-Rとは?
IS FにはTRDと共同開発された「CCS-R」というモデルが存在していた。サーキットや東京オートサロンなどで展示されていた、オレンジ/ブラックのアレである。CCS-Rとは「サーキット・クラブ・スポーツ・レーサー」の略で、市販モデルのIS Fをベースに、走りに特化したサーキット専用モデルとして開発されたモデルだ。CCS-Rの開発コンセプトは「誰でも乗れるレーシングカー」。市販車の感覚のまま本格的なレーシングカーの走りを体感できるモデルとして開発された。
「誰でも乗れる…」ということから市販車に毛が生えたモデルを想像するかもしれないが、CCS-Rは本格的なスペックが奢られている。ホワイトボディから製作された車体にロールケージ、低められた車高にスリックタイヤ、カーボン製の空力パーツインテリアは不必要な装備は外され、ロールケージやバケットシートも装備。ちなみに車両重量はノーマルより300kg軽量化されている。
ただし、エンジン(V8-5.0L)とトランスミッション(8速AT)は市販モデルとほぼ同じ。車両挙動安定装置(専用セットのVDIM)も装着。走りの味付けも市販車に近いハンドリング、応答性の感覚が残されている。
■IS Fの(CCS-R)の実力は?
実は筆者はこのマシンを雨の富士スピードウェイ・本コースで試乗させてもらったことがあるのだが、路面状況の悪い中で500ps近いFRのレーシングカーにも関わらず「楽しい~」と言う言葉しかでなかった。ドライバーの操作に忠実でダイレクトな感覚が非常に強いのにピーキーな所はどこにもない。車両挙動安定装置も付いているのだが、クルマ任せではなく、ある領域まではドライバーに対処させようとする懐の深さ、レーシングカーなのに市販車のようなコントロール性の高さに「人馬一体」な印象を受けた。誰にでも乗れるけど奥が深いモデルだった
レーシングカーと言うと「クルマと格闘する…」というイメージがあったのだが、CCS-Rに乗って考え方が全く変わった。いいクルマは運転が楽だと…。
CCS-Rは「誰でも乗れるレーシングカー」と言うことで、“速さ”よりも“楽しさ”が重視されたマシンではあるものの、クルマ自体のポテンシャルは非常に高い。ドイツで開催されているVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)にフル参戦しており、フェラーリやアストンマーティンなどを相手に、2年連続でSP8クラスのシリーズチャンピオンを獲得している。
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