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チーズとビールの不思議なマッチング。サンクトガーレンのブルーベリーサワービールで新しい味に出会おう

IGNITE / 2023年9月6日 19時30分

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神奈川県厚木市に拠点を置く地ビールメーカー・サンクトガーレン社から、チーズ製造時に出る貴重なホエイと乳酸菌を駆使して生み出した驚きのビールが登場。

泡まで紫色で甘酸っぱい味わいを楽しめる「ホエイサワーエール ブルーベリー」は、茅ヶ崎市のチーズ工房Osteria e Bottega S(オステリア エ ボッテガ エッセ)とのコラボレーションにより、9月7日(木)から限定販売される予定だ。

ホエイから生まれたビールの新次元

乳酸菌のフルーティーな酸味に、ブルーベリーで甘みをプラス。泡まで紫色でジュースのようにも見えるが、その甘酸っぱい味わいはビールの概念を覆すもの。アルコール度数は4.0%ある。

通常、チーズは牛乳から作られるが、実際にチーズになるのは牛乳の1割ほど。残りの9割はホエイとして廃棄されている。しかし、ホエイには乳酸菌やビタミン、ミネラル、タンパク質などが含まれており、とても栄養価が高い。

設備を持っている大きな工場では粉末にしてプロテインなどに活用されているが、小さなチーズ工房では廃棄するしかないため、何かに使えないか?という相談から開発がスタート。サンクトガーレン社はこの貴重な資源を無駄にせず、ビールに再利用する方法を模索した。

一般的なビールに“酸”は好ましくない味のため、乳酸菌をビール工場に持ち込むのは危険な行為である。そのためこのビールの製造日には乳酸菌が他のビールに混入しないよう通常業務は一切ストップ。排気口などタンクの開いている部分は全て塞ぎ、製造後は全ての部品を分解洗浄するなど、かなりの緊張感の下での作業になったという。

こうして、サンクトガーレン社の熟練した醸造チームは、ホエイからビールを製造するプロセスを確立。乳酸菌の作用により、ビールはフルーティーな酸味と爽やかな風味が広がり、ブルーベリーの甘みと絶妙に調和。泡まで紫色の鮮やかな外観は、ビール愛好者にとっても新たな驚きと興奮をもたらすことになる。ビール愛好者や新しい味わいを求める人々に待ち望まれるような一杯となった。

ホエイサワーエール ブルーベリー 539円(税込)

店舗やイベント会場で樽生を楽しもう

サンクトガーレン社は本厚木駅北口に直営店「サンクトガーレン タップルーム」を展開しており、レギュラービールから季節限定ビールまで、20種類以上のビールを樽生で楽しむことができる。ここでは注文を受けてから生地をのばし、石窯で焼き上げる本格ピザも楽しめる。ビールのお供にいかがだろうか。

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