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ビール原料をサステナブルに!クラフトチョコレート専門店がブルワリー8社とクラフトビールを共同開発

IGNITE / 2024年1月21日 23時15分

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横浜発のクラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS(バニラビーンズ)」とアサヒユウアスは、未利用資源を活用するために、カカオハスクを醸造用に規格化。

全国各地のブルワリー8社と提供し、「CACAOMOIクラフトビール」の共同開発を行った。同ビールは、1月15日(月)より、数量限定で販売受付を開始した。

チョコレート専門店がクラフトビールを開発

チョコレート菓子を中心としたオリジナルスイーツを開発・製造・販売する「VANILLABEANS」。同ブランドは、美味しいチョコレートはもちろんのこと、カカオ原産国の生産者、チョコレートを愛する消費者、横浜という街、作り手など全てが幸せでいられる仕組み作りを目指して、持続可能性を心がけている。

そんな「VANILLABEANS」が、アサヒグループのサステナビリティ事業を展開するアサヒユウアスが主催する、未利用資源の活用を目指すプロジェク「CACAOMOIプロジェクト」に協同。チョコレート製造時の副産物・カカオハスクを自社で醸造用に規格化、8社のブルワリーへ提供し「CACAOMOIクラフトビール」を商品化した。

チョコレート製造時に排出されるカカオハスク

「CACAOMOIクラフトビール」製造に参加するブルワリーは、福島県のYellow Beer Works、愛媛県のGROUNDTAP BREWERY、茨城県のさかい河岸ブルワリー、島根県の大根島醸造所、埼玉県のぬとりブルーイング・本庄銀座ブルワリー、東京都のふたこビール醸造所・富山県のBREWMIN’だ。

ちなみに、カカオハスクとは、カカオ豆を覆う薄い外皮でチョコレート製造の過程では使用せず廃棄するものをいう。

趣向を凝らしたクラフトビールにあわせタンブラーも販売

8社のブルワリーがそれぞれ趣向を凝らした個性的なクラフトビールは、チョコレート風味にアレンジしたバレンタインにぴったりなビール。カカオ風味に生姜をブレンドし、スパイシーさをプラスしたビールなど、魅力的な顔ぶれが揃う。

また「CACAOMOIプロジェクト」ではカカオハスクと間伐材の木粉、リサイクルポリプロピレンを使用した「CACAOMOIタンブラー」も開発。

同タンブラーも持続可能を意識し、新規プラスチックを利用することなく、メニコンのコンタクトレンズの工場で発生する未利用の端材を原料とする。

また、カップの表面は業務用食器洗浄機に対応する強度を維持するため、石川県の山中漆器の職人による塗りの技術を用いたコーティングを施している。

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