五木寛之氏テーマ別作品集の第3弾が登場！戦争・革命・民族の哀愁を伝える歴史ロマン小説6篇を収録

『赤い広場の女』（1967年）は、美貌のウクライナ娘は、なぜ未来を捨てたのか。ドイツの占領がもたらした6歳の少女の悲劇の物語。

『白夜のオルフェ』（1966年）は、米軍基地の黒人下士官の血を引く少年と、誇り高きスウェーデン娘との純愛ストーリー。

『ローマ午前零時』（1969年）は、五月革命の混乱の中、CM祭での入賞を狙う主人公・私の姿を描く。

時代を超えて読み継がれてゆく五木寛之氏の作品を、テーマ別にまとめた作品集。最新の「異国ロマンス集」は、戦争や紛争の中で生きる人々の姿を描く。現在も尽きることがない戦争・紛争について、この作品集が考える機会を与えてくれるかも知れない。

五木寛之セレクションⅢ 異国ロマンス集
著者：五木寛之著
価格：1,980円（税込）
仕様：四六判・364頁
公式サイト：https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81450/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000115774.html

（高野晃彰）