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世界に認められた熟成酒。日本酒ブランド「VINTAGIENCE」の2銘柄がIWCで受賞

IGNITE / 2024年6月16日 0時15分

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プレミアム日本酒ブランド「VINTAGIENCE(ヴィンテージエンス)」は、今年のInternational Wine Challenge(IWC)の熟成酒部門において、「碧雨 HEKIU」がゴールドメダル、「焔霞 HONOKA」がシルバーメダルを受賞したと発表した。

この栄誉は「VINTAGIENCE」の卓越した品質と、独自の魅力を証明するものとして注目したい。

最高峰の熟成酒へと変貌を遂げる「VINTAGIENCE」

「VINTAGIENCE」の日本酒は、古酒の本質的な価値を重視し、10年以上から25年前後の貯蔵酒を熟成。保管方法はマイナス4°Cの氷温から蔵外常温まで、貯蔵方式や酒質も多岐にわたってテストし、品質をチェックする。

通常は、フレッシュな方が良いとされる日本酒。しかし、同ブランドでは、その概念を覆し、あえて熟成のために育てている。

最初に安定した酒質を造り、10年の温度管理を綿密に行い、水圧や振動による味の変化なども科学的に分析するという。これらのプロセスと理論的な研究により、「VINTAGIENCE」は、他とは異なる最高峰の熟成酒へと変貌を遂げていく。

そして、「VINTAGIENCE」を支えるのが、山々に囲まれた自然豊かな忍びの里・三重県伊賀の土地に湧く、硬度3.0という超軟水だ。

本来なら酒造りには向かないはずの超軟水だが、この土地の水だけは使うと驚くほど旨い日本酒が造れるという。

特徴はやわらかな喉ごし、繊細でたおやかな味わい。また、不思議なことにこの酒は、寝かせるとその味が研ぎ澄まされ、奥深い旨さになっていく。

世界的に認められた2つの受賞銘柄

ゴールドメダル受賞の「碧雨 HEKIU」。同酒は、蔵内の冷蔵設備を備えたタンクで22年の熟成期間を経ている。酒質と熟成の状況で判断し、23年目以降は冷蔵での保管から蔵内の常温に切り替えて熟成を進めた。

同酒に対し、審査員は「デーツ・アプリコット・イチジクのようなドライフルーツの香り。穏やかに熟成され、甘いパンの風味があり、ブリオッシュとバターシュガーの香りが漂う。滑らかでソフトな酸味が統合され、良い全体感がある」とコメント。

また同酒は、熟成酒カテゴリ受賞酒10点のうちの、ベスト3にも選出された。

シルバーメダル受賞の「焔霞 HONOKA」。蔵内の冷蔵設備を備えたタンクで16年の熟成期間を経ている。そして、17年目以降は冷蔵での保管から蔵内の常温に切り替えて熟成を進めた。

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