歴史と現代が融合したラグジュアリーな京町家の空間。京都の新しいトラットリア「BONSAI1877」
IGNITE / 2024年8月29日 21時30分
烏丸御池駅から徒歩5分、京都・新町御池エリアに、築147年の京町家をリノベーションしたトラットリア「BONSAI1877(ボンサイ イチハチナナナナ)」が、9月23日(月・祝)にオープン。
明治時代の建築美の中で、旬の地野菜を味わうトラットリアは、地元食材を活かしたイタリアンと薪窯ピッツァが味わえる新店舗だ。
築147年の京町家が蘇る、ラグジュアリーな食空間「BONSAI1877」では、旬の地野菜や丹後・舞鶴産の食材を使ったトラットリアメニューに加え、薪窯で焼き上げた本格ナポリピッツァなどが味わえる。
京町家ならではの風情を感じながら、日本の四季の恵みを活かしたイタリア料理を楽しもう。
京町家のつくりを活かしたリノベーション同店の建物は、1877年(明治10年)に京友禅の下絵師である熊谷家の工房兼居宅として建てられた木造2階建ての京町屋だ。間口が狭く奥行きの長い「うなぎの寝床」といわれる間取りや、「通り庭」「坪庭」などを持つ。
そんな京町家特有の建築美はそのままに、ピッツァ窯を中心に据えた開放的なオープンキッチンやラグジュアリーファニチャーを配置することで、新旧が融合した食空間を創出した。
シーンに合わせて選べるさまざまな席同店の1階には、窯前のテーブル席や、坪庭を眺めながらゆっくりと過ごせるバーカウンター、坪庭を通り抜けた奥に個室を用意している。
2階には、四季折々の坪庭の景色が楽しめるテーブル席や、ゆったりとくつろげるソファー席がある。
旬の地野菜や丹後・舞鶴産の食材を使ったメニュー同店では、トラットリアメニューやこだわりのナポリピッツァのほか、魅力を詰め込んだコースも用意している。
そんなメニューの内容を一部見てみよう。
「〆サバの炙りと秋ナスのタルタル仕立て(1,600円)」は、じっくり焼いて甘みを引き出した地茄子と、若狭湾から仕入れた鯖を使った、自家製のしめ鯖が味わえる一品。
「アワビと冬瓜、大葉ジェノベーゼ(2,500円)」は、蒸しアワビをトッピングした、大葉の香りを主役にした和パスタだ。
そして、「丹波黒どり 炭火焼き(2,000円)」では、ブランド鶏「丹波黒どり」をシンプルに炭焼きにすることで、地鶏ならではのしっかりした肉質と濃厚な旨味が味わえる。
コースの「BONSAI COURSE」は、3日前までの要予約。「フォアグラもなか」「白イカの炙り トリュフ」などの前菜や「近江牛のロースト」など、1人13,200円となっている。
薪窯を使用した本格的なナポリピッツァ-
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