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ワイン用ブドウの巻きひげが主役!栄養価の高い巻きひげを使ったマリアージュを体験しよう

IGNITE / 2024年8月30日 19時45分

ワイン用ブドウの巻きひげが主役!栄養価の高い巻きひげを使ったマリアージュを体験しよう

「Crrit(クリット)」は、活用されていない、ワイン用ブドウの“Crrit(巻きひげ)”を活用した食品や工芸品を開発し、「Makuake」にて11月24日(日)まで先行販売している。

巻きひげのクラッカーや、「オテル・ド・ミクニ」で長年修行したシェフによる巻きひげを使ったコース料理など、今まで厄介者としてしか扱われなかった「巻きひげ」のサステナブルな活用方法だ。

ワイナリーの厄介者を、栄養価の高い食材として注目

ブドウの“巻きひげ”は、ワイナリーでは厄介者として扱われている。

放っておくと植物性細菌の温床となり、ワイナリーにとって大きな問題となる。そのため、毎年多くの人手と時間、労力をかけて取り除き、捨てられているのが現状だ。

そこで同社では、巻きひげの価値を見出し、有効活用するためにプロジェクトを開始した。

実は魅力のあるワイン用ブドウの巻きひげ

ワイン用ブドウの巻きひげを食べたことがあるだろうか。

実は、ブドウ由来の酸味と塩味を豊富にもつ、「おいしく食べられる」食材なのだ。

しかも、ワイン用ブドウの品種、たとえば甲州やマスカットベーリーAなど、品種ごとに、巻きひげも異なった味わいをもつことがわかっている。

また、タンパク質や食物繊維も豊富で、非常に魅力のある素材なのだ。

今回のプロジェクトでは、長野県塩尻市桔梗が原の「五一わいん」、山梨県甲州市勝沼の「岩崎醸造」などのブドウ畑から巻きひげを採取した。

巻きひげを活用した工芸品や珠玉のコース料理

今回のプロジェクトには、巻きひげを使った「Crritクラッカー」や「ワインペアリングフルコース」「東京藝大出身ガラス工芸家が作るオリジナルグラス」を用意している。

その内容を紹介したい。

ワインと合わせて楽しみたいクラッカー

「Crritクラッカー」は、酸味と塩味の効いたクラッカーだ。

何度も試作を重ね、巻きひげの風味を損なうことなく粉末化して使用。ほんのりブドウの香りと、心地よい酸味が楽しめる。

長野の名店でワインとともに楽しむフルコース

長野のフレンチレストラン「La Rencontre(ラ・ランコントル)」では、「オテル・ド・ミクニ」で修行を積んだ瀬下努シェフが創り上げた、巻きひげをはじめとするブドウの未利用素材を使った珠玉のコース料理が味わえる。

長野の新鮮な食材を使用した料理に合わせるワインは、日本最古のメルロー古木で知られる「五一わいん」だ。

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