マカオを歩いて「マカオGP」コースのヤバさを感じよう
IGNITE / 2015年5月23日 21時37分
公道レースといってもレースが開催されるのは年に4日間のみ。ほかの日はもちろん一般道として使われているのですが、金網こそ撤去されるもののガードレールなどは常にレース時そのまま。
「警告色」と呼ばれる、黄色と黒のストライプのガードレールの脇にパーキングスペースがあって路上駐車している様子はまさに日常と非日常の融合。そんな路上駐車の脇の路上には長い長いブラックマークがあるのもまた不思議な光景ですね。
4:家の前をレースカーが走り抜ける!?市街地公道コースの醍醐味は、日常の場所をレーシングカーが疾走すること。当然道の脇には民家だって建っているわけで、レース期間は軒下すれすれをレーシングカーがものすごいスピードで駆け抜けていくわけです。家からレースが観戦できるのはいったいどんな感じなのでしょうか。ただ、レース期間中はレーシングカーの爆音で昼寝はできそうにありませんね。
5:コース上にスピードカメラがある普通のサーキットには絶対にありえないものを発見。なんと、スピードカメラ(オービス)です。
スピード違反厳禁の一般公道と考えれば珍しくはないのですが、グランプリコースにあるのはなんとも希少。もちろんレース開催時は機能を停止するのでしょうが、その下をレーシングカーが猛スピードで駆け抜けるシーンは想像するだけでもなんだかシュールですね。
6:ありえない曲がり角「メルコヘアピン」クルマやレースに興味のある人なら、マカオグランプリには“とんでもなくきついヘアピン”があることを知っているかもしれません。それがこの「メルコヘアピン」。
あまりにも曲がり込んでいるゆえに、レースの際はこの周辺は追い越し禁止。時には曲がり切れないマシンもあるほどです(レーシングカーは市販車に比べてタイヤが曲がらないのです)。
そんなメルコヘアピン。レースではない時は一体どうなっているのかを見るのもマカオ散策の楽しみ。実は交差点になっていて、クルマが秩序よく通行しています。
グランプリ開催時に比べると道が広いように感じますが、理由はガードレールやフェンスが撤去されているから。それにしても、こんなに高低差がある場所をレーシングカーが走り抜けることにびっくりです。
クルマ好きがマカオを訪れたら、必ず訪れたいのが「グランプリ博物館」。旧市街地にあり、入場料無料でマカオグランプリにちなんだ展示を見ることができる場所です。
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