今、最も注目されているリゾート地「ダナン」その魅力

今注目されているリゾート地、ベトナムのダナン。

成田空港から約5時間半で到着するダナンは、ハノイとホーチミンのちょうど中間に位置している。ベトナムのリゾート地と言えばニャチンやフーコック島が有名だが、ここダナンも負けてはいない。

日本ではまだあまり知られていない都市だが、新しいリゾート地として世界中から注目され、現在急ピッチでリゾート開発が進められている。今回はその魅力を紹介しよう。

ビーチ沿いには5つ星ホテルが建ち並ぶ。

フュージョンマイア・プルマンや、ハイアットリージェンシー等世界中で名を馳せる有名ホテルも多く、どのホテルもリゾート地の真骨頂と言える設備とホスピタリティ。リゾート感満載の各ホテルには趣向を凝らした遊び空間があり、思いっきり非日常を楽しめる。

インフィニティプールさながらのプールで海を感じる時間は日常の雑多を忘れ、ビーチに運ばれるベトナムコーヒーはこの上ない美味しさ。常に笑顔溢れるスタッフのサービスは、さりげなくかゆい所に手が届き気分はまるでお姫様。

プライベートビーチや美しくデザインされたプールで思いっきり遊ぶも良し。エステやマッサージで身体を癒すも良し。個人的にはヤシの木にかけられたハンモックでゆらりとしながらビールを楽しむのがお勧めだ。

私たちが理想とするリゾート地がそのまま実現された空間が、ここダナンにある。

どこまでも続く透明度の高いビーチや白い砂浜を楽しむホテルライフも素晴らしいが、ダナンの魅力はそれだけではない。

●リゾートからほど近い距離に世界遺産も

ここダナンは、30km南に世界遺産に登録された街ホイアン。そして、40km南西には4～13世紀に建設されたチャンパ王国の世界遺産ミーソン遺跡がある。

個人的にとても良かったのは、世界遺産ホイアン。

ダナンから1時間足らずで行けるにも関わらず、ダナンとは全く異なる趣ある古の街を楽しめる。

海のシルクロードの中継地点として栄えた町には、16世紀末以降ポルトガル人、オランダ人、中国人、日本人が来航。それぞれの文化が融合されて出来た街並みには他では味わえない情緒豊かさがある。

ホイアンを訪れた際は、通称「日本橋」（正式名称：来遠橋）と呼ばれる橋にも是非足を運んでほしい。1593年に建てられたこの橋の建設には、日本人が係ったと言われている。ベトナムの地で日本を感じるのもまた、乙なもの。

遠い遠い昔にもこの地に日本人がいたことを想い、どことなく昔の日本に似た雰囲気を感じると、何とも言えない温かい気持ちに包まれ、ノスタルジックな気分になってしまった。

多くの魅力的な顔を持つ、ベトナムダナン。

美しいビーチやプールで存分に遊びつくす時間も、時間の止まった古の街ホイアンで過ごす時間も全てが心地良かった。

美しい景色とゆったりと流れるベトナムタイムに身を委ね、すっかり心身ともにリフレッシュしたはずなのに、次はどのホテルにステイしよう？と、さっそく次のダナン旅行を楽しみにしている私がいる。

（ゆめたび）