六本木ヒルズ展望台で、東京の景観と「YUIMA NAKAZATO」のセンスが交錯する企画展が開催

東京の壮大な都市景観とオートクチュールの芸術の融合を楽しもう。

六本木ヒルズ森タワーの52階にある「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー」にて、1月22日（水）から2月16日（日）まで、ファッションブランド「YUIMA NAKAZATO」とのコラボレーション企画「天空を纏う TOKYO CITY VIEW × YUIMA NAKAZATO」が開催される。

「YUIMA NAKAZATO」のドレスや写真作品を展示

「YUIMA NAKAZATO」を主宰する中里唯馬氏は、パリのオートクチュールウィークに日本から唯一招待されるデザイナー。

同氏は近年、単独回顧展「BEYOND COUTURE」をフランスの公立美術館で開催したほか、アメリカのボストン・バレエ団やスイスのジュネーブ国立劇場等で行われるオペラやバレエといった舞台芸術で衣装デザインを担当。また、自らが発起人となりファッション・アワード「FASHION FRONTIER PROGRAM」を創設するなど、多才な活躍ぶりを見せている。

この冬は六本木ヒルズ展望台 東京シティビューに、そんな中里氏がデザインしたドレス3着を展示。合わせて、そのドレスを写真家として活躍する蜷川実花氏が撮影した写真も披露する。

さらに、スカイギャラリー3では、2023年に劇場公開された中里氏に焦点を当てたドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』のトレーラー映像が上映される。この映画は今年1月からオンラインでも配信が始まる予定だ。

2月3日（月）からは最新コレクションを披露

2月3日（月）からは、YUIMA NAKAZATOのブランド創立15周年を記念した「YUIMA NAKAZATO展－砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか－」が同じく東京シティビューのスカイギャラリー2で開催される。

Photography: Yuima Nakazato

同展では、今年1月にパリで発表される最新コレクション「FADE」の衣装作品を中心に展示。他にも、モーツァルトのオペラ「IDOMENEO」にインスパイアされた作品など、過去と現在の代表作が一堂に会する。

限定スイーツや土産にも注目が集まる

イベントに合わせ、同フロアにある「THE SUN＆THE MOON」には、旬のいちごとチョコレートをテーマにしたアフタヌーンティーが2月28日（金）までの期間限定で登場。

また、展望台ショップでは、半纏をモダンにアレンジした「DAN-TEN」を販売。葛飾北斎の絵柄を取り入れたデザインからシンプルなものまで、多彩なラインナップが揃う。