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デートに使える3輪バイク「CAN-AM SPYDER」箱根試乗レポート

IGNITE / 2015年9月3日 6時6分

走行中のシフトチェンジはマニュアルで行うが、エンジン保護のため自動的にシフトダウンは行われる。信号待ちや一時停止でシフトダウンを忘れていても、1速に戻っているので安心だ。

なお、RTモデル、F3-Sモデル(STEEL BLACK METALLIC)、F3モデルそれぞれにマニュアル仕様もラインナップされる。自分でシフトを操りたい方はそれを選ぶのもよいだろう。

安心の車両スタビリティシステム

ボッシュと共同開発した車両スタビリティシステムが装備されており、ABS、トラクション制御、車両安定制御を行う。二輪の場合、ブレーキは右レバーによる前ブレーキ、右フットペダルによる後ブレーキと分かれていたが、この3輪バイクの場合は4輪車と同様、右フットペダルですべてのタイヤにブレーキがかかる。

ABSが装備されているため、ロックしても自動的にロック解除し最短で止まることが可能だ。ブレーキシステムはブレンボ製と信頼と実績のブランドを採用している。

最近2輪車でもABSを装備するものが増え、今後装備が義務化される流れではあるが、やはり滑りやすい路面で2輪でフルブレーキをするのは勇気が必要だ。

その点、3輪バイクであれば4輪車同様、迷うことなく力任せにフットブレーキを踏みつければいいだけなので気が楽である。

独特のコーナリング・フィーリング

ハンドルバーで操舵する前輪は不思議な操作感だ。バイクと考えるとリーンしないことや、身体が外にもっていかれることへの感覚がとても奇妙に思える。

ハンドルバーでの操舵のコツは、一気に切りすぎないこと。想像以上によく曲がるため、ジワッとターンインをして、コーナリングの姿勢を維持するのがよいという。

初心者にありがちなのは切りすぎて内側に入ってしまい、戻して、また切っての繰り返しを行い、よたよたしてしまうことだ。

車体にまたがってハンドルバーで操作しても、「これはバイクではない、4輪車だ」と自分に言い聞かせて乗るのがよさそうだ。
(後編へ続く)

(野間 恒毅)

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