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芸術の秋、六本木で「フランク・ゲーリー展」を愉しむ休日のススメ

IGNITE / 2015年10月23日 9時37分

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爽やかな秋晴れの中、洗練された空間の中でゆったりと過ごすひととき。

そんな最高の時間を過ごすのにおすすめの展覧会が、東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTで開催されている。

展覧会会場写真 (Photo : 木奥恵三)

世界的に活躍する建築家、フランク・ゲーリーの「アイデア」に焦点を当てた展覧会「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”だ。

Facebook本社も手掛けたフランク・ゲーリー

フランク・ゲーリー(Frank Gehry)
は、脱構築主義の傑作として建築史に名を残したビルバオ・グッゲンハイム美術館や、昨年開館したルイ・ヴィトン財団などの作品で知られる建築家。常識に囚われない挑戦に満ちた彼の建築の数々は、建築の歴史に衝撃と革新を与えてきた。

左:ビルバオ・グッゲンハイム美術館 (FMGB Guggenheim Bilbao Museoa, 2015 / Photo: Erika Barahona Ede)  右:ルイ・ヴィトン財団 (Photo : Iwan Baan)

ゲーリーは、カナダ・トロント育ち。1947 年にロサンゼルスに移住。1954年、 南カリフォルニア大学で建築学士を取得後、ハーバード大学デザイン大学院で都市計画を学ぶ。

その後建築家としてしての50年に及ぶキャリアのなかで、世界各国で公共および民間の建造物を手がけてきた。 カリフォルニア州メンローパークのFacebook本社 西キャンパスも彼の作品である。

Facebook本社 西キャンパス模型 (Image Courtesy of Gehry Partners, LLP)

ゲーリーの世界に浸れる展覧会

ゲーリー・ルーム(Photo:木奧恵三)

展覧会の会場では、100点超の模型やスケッチ、建築素材などを用いてゲーリーのクリエーションを紹介。

代表作の建築空間を撮りおろし映像で体験できるプロジェクションコーナーや、ゲーリーの事務所のミーティングルームに着想を得た「ゲーリー・ルーム」も登場。アイデアの原点である自邸の模型や、アイスホッケー選手として活躍していた時代のユニフォームも並ぶ。

建築家の安藤忠雄や西沢立衛、ウォルト・ディズニー・コンサートホールの音響設計を手がけた豊田泰久(永田音響設計)がゲーリーを語る、撮りおろし映像を展示されている。

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