新型レクサスRXの研ぎ澄まされたスタイルと走りは「RXでありながらRXを超えた」
IGNITE / 2015年11月25日 10時46分
日本上陸から区切りの10年を迎え、いよいよブランドとしての色を明確にしつつあるレクサス。
スピンドルグリルをはじめとした個性的なスタイリング、細部にまで行き届いた上質な仕立て、洗練された走り味、「アメージング」な独自の世界観など、ジャパンプレミアムとしてのブランド哲学を着実に構築している。
そんなレクサスは今年、「NX」「RX」「LX」から成るSUVラインナップを完成させた。中でも10月22日に発売された新型レクサスRXの進化には、嬉しい驚きがあった。
11月某日、レクサスのオールラインナップ試乗会がヨコハマで開催された。「RXでありながら、RXを超えていく」をコンセプトとした新型レクサスRXは、その堂々たるサイズ感と彫刻的な造形によって、数あるレクサス車の中にあってもピカイチのオーラを放っていた。
複雑な面と線を組み合わせたスタイリングは、大味になりがちな大型SUVのデザインとは一線を画していて、引き締まった肉体を持つアスリートを思わせる。また、見る角度や光の当たる角度によって様々な表情を見せてくれるのも、オーナー心をくすぐるはずだ。
コックピットは包まれ感と開放感を巧みにバランスさせている。質感の高さは目に映る眺めや手に触れる感触からじんわりと伝わってくるだろう。
レクサスの美点のひとつである静粛性の高さは、ドアを閉めた瞬間から分かる。エンジンルームやフェンダー内部、リアシート下などに追加された遮音・吸音材の効果も高いのだろう、街や首都高速を走り出しても、周りの喧騒とはうらはらに室内は常に穏やかだ。
特筆すべきは走りの進化だ。新型レクサスRXではエンジンマウントの位置を従来よりもエンジンの重心点近くに変更するという大掛かりな改良を加えたほか、スポット溶接の増し打ちなどによるボディ剛性強化、フロントスタビライザー径の拡大による強靭な足回りを得ることで、大陸育ちらしい大らかな乗り味に加え、俊敏かつダイナミックな走りを強化している。
これまで以上にドライバーの“意思どおりに反応”する性能が高められたことで、ボディも実際よりも小さく感じられ、ドライビングの楽しさは大きく膨らんでいる。
もちろんパワートレーンの進化もこれに大きく貢献している。新型レクサスRXは「ハイブリッド(450h)」と「ターボ(200t)」という2種類からの選択で、キャラクターの違いは明確。じっくりと乗り比べる機会があるといいだろう。
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