より美しく、よりオトナ。ロードスター「RF」が世界初公開
IGNITE / 2016年3月28日 10時0分
世界経済の中心地であるニューヨークで、マツダ・ロードスターのハードトップ仕様「MX-5 RF」がワールドプレミアされた。「MX-5」とはロードスターの海外名、「RF」はリトラクタブル・ファストバックの略だ。
実は従来の「RHT」から「RF」へと車名が変わったことには大きな意味があり、ソフトトップ仕様とのキャラクターの違いもさらに明確になった。次のページから詳しくご紹介していこう。
「マツダ MX-5 RF」は、先代RHTが目指した「オープンカーの楽しさを身近なものにする」という想いを引き継ぎながら、従来の考え方に捉われない“新しいカタチ”を示している。
それを象徴するのが、ルーフからリアエンドまでなだらかに傾斜するファストバックスタイル。先代RHTはルーフを完全格納してソフトトップ仕様に近づけたフォルムを持っていたが、今回はそれに執着することなく、逆にクローズ時の美しいフォルムやオープンエアの新しい楽しみ方にこだわったようだ。また、そのことによってソフトトップ仕様と同じラゲッジ容量を確保することができたという。
フル電動式のルーフはこれまでより開口面積が小さい分、開閉動作がより短時間で済み、10km/h以下の速度であれば走行中にも開閉できる。さらにシート後方のウィンドウを開けて風を通し、新しいオープンエアを味わうという楽しみもある。
ロードスターの魅力のひとつである“軽さ”はソフトトップ仕様に譲るものの、ハードトップ仕様にはクローズ時の静粛性の高さ、ルーフの耐久性、防犯面でのメリットがある。そして今回は、クローズ時の美しさという付加価値も備えている。
また、助手席に乗せる彼女や奥さまには、囲まれたコックピットが安心感をもたらし、ファストバックスタイルによる風の巻き込みの少なさも歓迎されそうだ。
パワートレインは、1.5Lもしくは2.0LのSKYACTIV-Gエンジンが搭載される。日本でのソフトトップ仕様は現在1.5Lのみで展開されているが、ハードトップ仕様では車重増が避けられないだけに(最小限に留めているはずだが)、よりパワフルな2.0Lがメインになるのかもしれない。
いずれにしても、より美しく、よりオトナなもう一台のロードスター「RF」が、待望のワールドプレミアを果たした。日本デビューの時を期待して待っていよう。
(zlatan)
写真:mazda
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
マツダ ロードスター新車情報・購入ガイド 今も愛され続けるオープンスポーツカー「35周年記念車」の予約開始!
CORISM / 2025年1月8日 7時7分
-
マツダが「“新”ロードスター」発表! “匠”仕上げの「上質レッド」×オシャレベージュ内装がカッコイイ! ヴィンテージな特別仕様「35周年記念車」2月に発売へ どんなモデル?
くるまのニュース / 2025年1月6日 11時35分
-
マツダ新型「“超凄い”ロードスター」まもなく登場!? 2リッター「直4」+精悍エアロ採用! 市販化前提の「RS C」とは
くるまのニュース / 2025年1月1日 13時10分
-
マツダ『ロードスター』に特別仕様の35周年記念モデル登場 約375万円から
ORICON NEWS / 2024年12月31日 15時49分
-
マツダ「ロードスター」初の“匠塗り“鮮烈レッド×タン内装がカッコいい! 「35周年記念モデル」発売! 375万円から
くるまのニュース / 2024年12月25日 12時55分
ランキング
-
1高齢者は「体重」が重要…標準を下回ると死亡リスクが急上昇
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
2芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
3急増する大手黒字企業リストラのシビアな背景…2024年「早期・希望退職」1万人超え、前年比3倍に
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
4「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介
マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分
-
5スニーカーのインソールを変えるだけで「靴の機能は劇的にアップ」する。“初心者が買うべき”一足とは
日刊SPA! / 2025年1月15日 15時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください