春開催・清水寺の夜間特別拝観
IGNITE / 2017年3月9日 12時0分
海外からも人気の高い、世界遺産「音羽山・清水寺」。
毎年春、夏、秋と夜間特別拝観を行っており、秋は紅葉、春は桜のライトアップで人々を楽しませてくれる。
しかし「京都東山花灯路」に特別協賛している関係で、桜の時期に先駆けたこの期間も夜間特別拝観を行っているのだ。
三年坂(産寧坂)を上り、巨大な仁王門の前に辿り着く。
清水寺は位置が高いので、ここから眺める京都の街並みが美しい。是非振り返って見て欲しい。
夕方ならちょうど日が落ちかけて、空が茜色から藍色に染まっていくのが見られる。
夕方6時。鐘が鳴り響くと、ぱっと明るくなった。
仁王門を初めとして、境内の建物と足元に設置された灯籠に明かりが灯ったのである。ここから夜の9時までが、夜間特別拝観の時間帯だ。
外に設置された夜間特別拝観用の案内所で券を手に入れ、西門と鐘楼の間を登っていく。三重塔にも明かりが灯り、朱色がとても映える。
暗いので足元に注意しながら、本堂へと参る。
現在清水の舞台は工事中のため足場が組まれて舞台には立てないが、その分離れて見ると人が居ないので写真を撮るには丁度良いのかもしれない。
夕暮れの絶妙な時間に浮かび上がる清水の舞台は、幻想的で美しい。
桜が咲くともっと美しいのかも知れないが、その場合は混雑を覚悟しなければならない。今の時期に夕暮れとの共演を見るのもお勧めだ。
2017年に行われる春の夜間特別拝観は2回。
3月3日〜12日、そして3月25日〜4月9日の18時〜21時となっている。
天気の良い日を選び、少し早めに訪れてみよう。
(田原昌)
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