今度はバナナが降ってきた! 仮面ライダー鎧武/ガイム! そして東京国際映画祭!

インフォシーク / 2013年10月22日 17時30分

変身中、バナナをかぶったまま威風堂々と歩く、仮面ライダーバロン。

まずは10月から始まった仮面ライダー鎧武/ガイムを、おさらいしたい!

第一話 → 天から降ってきたオレンジを頭にかぶって仮面ライダーに変身!

第二話 → 天から降ってきたパイナップルを頭にかぶって仮面ライダーに変身!

そう! とにかく斬新でジューシーな変身姿を披露する、これが仮面ライダー鎧武である! もちろん、第三話(10月20日放映)も…

第三話 → 天から降ってきたバナナを頭にかぶって仮面ライダーに変身!

徹底的である。ちなみにバナナで変身した仮面ライダーは、新たに登場した仮面ライダーバロンという者だ。このライダー、頭にバナナがかぶさっていても、背筋をピンと伸ばして威風堂々と歩く。その姿、ちょっと変態的である。しかも変身後の姿が、さらに衝撃的だった。よく見ると…

両耳にバナナが刺さっているじゃないか!

シュールすぎるぞ、仮面ライダーバロン! それで堂々と歩くなんて、男らしいったらありゃしない!

そんな新・仮面ライダーの仮面ライダー鎧武。よく考えたら、フルーツ別に色々な仮面ライダーが出現するあたり、星座別に色々な聖闘士が出現した「聖闘士聖矢」にも似ているように思える。

聖闘士星矢といえば、当初闘っていた青銅聖闘士が、いつの間にか仲間になって、白銀聖闘士や黄金聖闘士と闘っていく話だ。

ということはもしや…仮面ライダー鎧武も同じように、フルーツライダーたちが仲間になっていって、そのうち、ベジタブルライダーやミートライダーと闘っていくのだろうか?! ラストのボスは栄養の濃縮さがスゴイ最強ライダー、サプリメントライダー! なんてことはないだろうか?!

決して無いとはいえないだろう。それが仮面ライダー鎧武である!

と、ここで突然、ガラリと話を変えてしまうのだ。

先日、私は東京国際映画祭に行ってきた。ド迫力の映像が見られる特等席に座らせていただき、怖くて逃げだしたくなるようなホラー映画を観たのである。まるで罰ゲームのような状況だったわけだが、その映画は友人の映画監督・清水崇(「魔女の宅急便」「呪怨」etc.)がプロデュースする香港映画「リゴル・モルティス/死後硬直」であった。

もうめちゃくちゃ怖かったのだが、しかし恐怖と共に、多くの映像的実験や挑戦が詰まっている新時代のホラー映画であることも、ひしひしと感じられた。

また話をガラリと変えてしまう。その前日は、映画「彌勒 MIROKU」の記者会見に参加していた。この映画は生のオーケストラが演奏するバージョンがあり、これまたかなり実験的で挑戦的な映画だ。映画記者会見において林海象監督は、「映画の新世紀に挑戦する作品」「原始に戻す形での革新」「そもそも映画が生まれたときにあったドキドキ感がある」と話されていた。僭越ながら私が、「映画の新世紀に、原始的なオーケストラと3Dの融合はありえますか?」と質問すると、主演の永瀬正敏さんが「この映画はある意味、めちゃくちゃ3Dですよ!」と笑って答えてくれた。

記者会見後に実際に観た映画は、抒情的で心地よく、そして確かに、圧倒的に感覚的な新世紀映画であったのだ。

2つの作品を観て、私はつくづく思ったことがある。時代はあっという間に進んでいく。常に挑戦し続けねば、作品は過去のものになってしまう。そして新時代や新感覚を感じさせる作品は、常に自分を信じることで突き抜ける感性から生まれている。

きっと、人生も同じなのだろう。

話を戻そう! すでにフルーツで突き抜けまくっている、仮面ライダー鎧武である。

何が言いたいか。このままどこまでも突き進んでほしいのだ! もう、仮面ライダーの歴史も世間の声も、何もかも全部振りきって、感性に身を任せて、いけるところまでいっていただきたいのである!

賛否両論あるだろう。しかし今のこの挑戦が、特撮ヒーローの明日につながるように思えてならない。

時代は変わる。これでいいのだ。仮面ライダー鎧武に大きく期待したい!

【バックナンバー】仮面ライダー徒然草はこちら

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。MC。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作、映画の宣伝などをしている。

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