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【東京五輪 23日の見どころ】ついに迎えた開会式。ボートとアーチェリーもスタート

インフォシーク / 2021年7月22日 18時0分

【東京五輪 23日の見どころ】ついに迎えた開会式。ボートとアーチェリーもスタート

【ボート】
8:30〜 男子シングルスカル

ついに開会式を迎えて「オリンピック初日」となる23日。まずはボート競技とアーチェリー競技が行われ、ボート・シングルスカルには日本の荒川龍太が出場する。

ボート競技というと「オールで船を漕いでより早くゴールさせる」ものだが、同じものに思われがちな「カヌー」とどう違うかというと、「オールを漕ぐ人が進行方向に対して前を向いているのがカヌー、後ろを向いているのがボート」と覚えておこう。
オリンピックのボート競技は男女各7種目行われるが、さらに大きく分けると「スカル」と「スイープ」の2種目になる。オールを2本持つのが「スカル」で、1本しか持たないのが「スカル」、さらにこれが漕ぎ手の人数で細分化され、スカルは1人で漕ぐシングル、2人のダブル、4人のクオドルプルの3種類となっている。

23日に行われるのは「シングルスカル」に登場する荒川は大学からボートを始め、今年の6月に行われたアジア競技大会で銅メダルを獲得、オリンピック出場を決めた。日本選手がオリンピックのシングルスカルに出場するのは25年ぶりとなる快挙だ。まずは予選突破、そして入賞を目指したい。

参考記事
・ボート代表は大石・冨田組と荒川 東京五輪アジア・オセアニア予選 / 共同通信
・ボートの荒川龍太選手が東京オリンピック代表内定報告 / PR TIMES
・ボート / 東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト
・荒川 龍太(ボート)| 【2020HEROES】世界をめざせ!NTTアスリート / 2020. NTTスペシャルサイト

【アーチェリー】
9:00〜 女子個人 ランキングラウンド
9:00〜 女子団体 ランキングラウンド
13:00〜 男子個人 ランキングラウンド
13:00〜 男子団体 ランキングラウンド
13:00〜 混合団体 ランキングラウンド

70m先にある直径122cmの円に向かって矢の中心を狙ってを放ち、得点を競うアーチェリー。実際にプレイしたことはなくても、シンプルなルールはイメージしやすいのではないだろうか。日本は過去にメダルを獲得したこともある、密かな“お家芸”だ。

アーチェリーと言えば、2大会でメダルを獲得した「先生」こと山本博を思い出す方もいるのではないだろうか。山本は84年のロサンゼルスオリンピック男子個人で銅メダルを獲得、そしてなんと20年後の2004年アテネオリンピックで銀メダルを獲得した。アテネの時点で41歳、高校教師だったこともあって「先生」「中年の星」などと呼ばれてメディアにも登場、人気者となった。ちなみに彼はまだ現役を引退しておらず、58歳となった今年の全日本室内選手権にも出場、18位となっている。
20年を経て41歳でメダルを獲得した山本は決して例外的な存在ではなく、他の一般的な競技と比べて技術と精神力が重視されフィジカルの比重が比較的高くないアーチェリーでは、長い期間に渡り高年齢になっても活躍する選手は珍しくない。
今回のメンバーでも、男子の古川高晴は2012年ロンドンオリンピックの銀メダリストで、5大会連続の出場の36歳。また女子でも33歳の早川漣はロンドンオリンピックで団体銅メダルを獲得している。とはいえベテランだけでなく、今年の室内選手権で優勝した24歳の武藤弘樹を筆頭に他のメンバーはいずれも20代とバランスのとれた構成になっている。

的の大きさは122cmと前述したが、最高点の10点となる中心部分は直径わずか12.2cmとCDほどの大きさ。そこを70m先から狙うため、極限の集中力と技術が求められる。矢を放つ前の緊張感、放った矢のスピード感、的中した時の爽快感。メダルへの期待感も含め、オススメの競技だ。

参考記事
・五輪代表に古川、早川ら アーチェリー、男女各3人 / 共同通信
・アーチェリー、男子は武藤が優勝 全日本室内選手権 / 共同通信
・中年の星アーチェリー山本博「三日坊主の繰り返し」だから続けられる / NEWSポストセブン
・アーチェリー / 東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト

【開会式】
20:00〜 

いったい、どうなってしまうのか。不祥事に次ぐ不祥事で、セレモニーに携わる人物が次々と辞任・交代。直前にも演出担当者が解任され、開会式そのものの開催すら危ぶまれたが、実施の方向と発表されているが、不透明感は否めない。
思えば、会場となる国立競技場の建設計画の時点で建設費問題が発生し、当初予定されていたデザイナーが交代。大会ロゴはパクリ疑惑で使用中止。そしてコロナ禍による延期。それに伴い当初発表されていた狂言師の野村萬斎やミュージシャンの椎名林檎らによる開閉会式のクリエイティブチームは解散。演出振付家が電通の対応に不満を持ち辞任。クリエイティブディレクターがタレントの容姿を侮辱したとして辞任。さらに直前になって楽曲担当者、演出担当者も過去の言動が元で辞任している。開会式まで24時間を切った現時点ではまだ最終的な体制は発表されていない。本来ならパフォーマンスの内容や国歌斉唱者、聖火の最終ランナーなど多くの楽しみがあったはずなのだが、それどころではなくなってしましった。少なくとも「復興五輪」のコンセプトを覚えている人は、今やいないだろう。
ネットでは大喜利のような予想合戦が繰り広げられているが、果たしてどうなるか。ある意味日本代表の活躍以上に気になる点かもしれない。

参考記事
・もはや“呪われた五輪”? デザイン模倣疑惑、大会延期、女性蔑視発言、いじめ…東京五輪トラブルまとめ / スポニチアネックス
・東京五輪開会式は予定通り実施の方向「小林氏が1人で演出を手掛けた部分はなかった」 / スポニチアネックス
・東京オリンピック、国歌斉唱アーティストは誰?嵐、MISIA、リトグリ…<読者予想> / モデルプレス
・五輪開会式まで24時間 SNSもソワソワ「もう三谷幸喜作品だよな」「終末感が半端無い」 / スポニチアネックス

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